2007年度07月定例会 2.「聴く」〜聴き合うことで見えてくる人と自分〜東京支部

■テーマ:第2テーマ 『「聴く」〜聴き合うことで見えてくる人と自分〜』
■日 時:7月28日(土) 13:00〜17:00
■会 場:日本経営協会(NOMA)3F301号
■参加者人数:28名(+スタッフ4名)
■企画運営担当:
・ファシリテーター:久保田さん
・スタッフ:佐藤(ま)さん、山内さん、古俣
(企画支援)末広さん、野口さん、中野さん
・ゲスト:なし
■内容:
「『聴き方』を考える。1:1 でのファシリテーション(予定)えっ、それって...?
意識してみると気付くことがある。」
(参考)テーマ案内文
例えばこんな方に...興味を持って下さった方、普段から人の話を聴く機会の多い方、自分の聴き方を再考したい方、人の聴き方を参考にしたい方、「聴く」について考えたい方。「きく」を辞書でひいてみた事がありますか?パソコンで変換しただけで沢山の候補が表示されます。今回の部会に関係あるものを3つ抜き出してみると、「聞く hear ⇒ きこえる」「聴く listen(to) ⇒ 耳を傾ける」「訊く ask ⇒ 尋ねる」とあります。改めてこれを見ると、私は「聞く」ではなく、「聴く」でありたいと思います。相手の話を聴いている時、自分に(または自分の中で)何が起こっているのでしょう?相手はあなたの聴き方について、一体何を感じているのでしょう?ファシリテーションを、「複数の人々の活動を促進すること」と捉えるとすると、それは二人(1対1)、グループ、ミーティング、研修等の、そういう括りに関係なく、そこには「人の話を聴くことの大切さ」があり、「聴く」ことこそが始まりと言えるのではないでしょうか。
ペアワーク・グループワークを通して、「聴く」ということを考えるきっかけになったら...、そんな部会にしたいと思います。
■プログラムの流れ
●導入
※大まかなスケジュールの説明(休憩時間含む)
※ワークの都度の椅子の移動のお願いをする
※フィードバックタイムの説明(部会終了後、任意参加で30分程行うという事を説明する)
●ワーク1(アイスブレイク)
1.60秒 まず部屋の中を無表情で誰とも一切目を合わせる事無く、周回する。
2.60秒 部屋の中を周回しながら、相手と目を合わせ、笑顔で会釈する
3.2分 部屋の中を周回しながら、目が合った相手と笑顔で挨拶し、名前を伝え合う
4.5分 部屋の中を周回しながら、目が合った相手と笑顔で挨拶し、名前を伝え合い、相手を褒め合う
5.1人2分 誰かとペアになり、自己紹介を自由に行い、お互い心の中で相手のキャッチフレーズを決める(口には出さない)。Ex) 笑顔が素敵な〜さん
6.1人1分 隣のペアとグループを組み、先程のペアを組んだ方を他己紹介し合う。相手にパートナーを紹介する際に先程心の中で決めたキャッチフレーズを入れて紹介する。
7.1人2分 5と6のワークを再度行う。
ここで組んだ4名でグループでワークを行う。
●ワーク2(ロールプレイ、アウトプット)
(ロールプレイ)
・聞き手、話し手、オブザーバー(2名)の計4名で1グループ。
・時計回りでローテーションする
・話す時間は一人5分間とし、フィードバックタイムを含め、12分×4回
・話し終えたら、フィードバックタイムを設ける。
・話題が複数になっても構わない、途中で話せなくなったらストップしても構わない
・フィードバックの方法は、?まずBが聴いてみた感想を述べる。?CDがB(聴き手)の聴き方について気付いた事を述べる。?Aが感想を述べる。この際、相手の事を否定・批判せずに「私だったらこうする」と相手に伝えるようにする。
(アウトプット)
・各自、配布されたA3の紙にワーク1で、気付いた事、発見した事、感じた事、疑問に思った事、等を自由に表現する。絵でも色でも、何でも構わない。
・「今からでもすぐ試せます」と、練習の場としてもこの後のワークを活用できる事と、書いたものを後程シェアする事をアナウンスしておく。
●ワーク3(ワールドカフェ形式によるフリートーク、グループシェア・全体シェア)
(フリートーク)
・ワーク2のアウトプットを各自掲げて、ペアで或いはグループで自由にトークする。
・時間の目安として5分毎にベルを鳴らし合図をする。
・割り込みもOK! 各自自由に時間を使う。
(グループシェア・全体シェア)
・ワーク2でのアウトプット、ワーク3で話し合った事を、ロールプレイをやったグループで共有する。
・グループ内で自由に話し合い、意見交換する。
・各グループグループシェアの内容を発表する。
●最後に全体で自由に気付き、発見、感想等を出し合う。
(感想の例)
・コミュニケーションはキャッチボール(相手は壁ではない)
⇒波長が合えばきれいなキャッチボールが続く(卓球で言えばラリー)が、それがベストではない。意図的に崩す必要がある時もあるはず。
・感じたこと:聴くというテーマで話していく中で、スキルだけではNGということを感じた。どんな人とでも聴ける自分なりのスタイルができるとよい。
●定例会プログラムの振り返り
・今回の定例会について、企画製作過程の紹介、参加者からの意見・感想・要望等のフィードバックタイムを設けた。目的は、「次の企画・運営に活かそう(やりっぱなしはNG)」「アンケート(紙)よりも生の声を」「参加者の方に企画へ興味を持ってもらう(企画・運営への参画)」等。
■使用したツール:
・フィードバック方法シート(ワーク2で配付)
・ベル(時間合図)
・振り返り用紙(A3)、プロッキー
■レイアウト:
(開始時)机を四隅に寄せ、椅子を机に沿ってU字型に並べておく
(ワーク時)机をアイランド形式にして書き込み作業行う、机を隅に寄せて中央スペースをつくってディスカッションを行う、等
■その他:
・当初の予定より人数が多かったため、教室に一杯感があった(空調に留意)
・休憩は場の状況を見て、適宜とった。


【定例会フロー】(詳細)
■12:30 会場設定、受付開始
この段階では参加者同士の会話も少なく、やや緊張した場の状態。(記録者コメントです)
■13:00 定例会スタート
■13:00 挨拶とお願い
※大まかなタイムスケジュールの説明(休憩時間含む)
※ワークの都度、椅子の移動のお願いをする
※フィードバックタイムの説明(定例会終了後、任意参加で30分程行う事を説明する)
■13:05 ワーク1 アイスブレイク(30分)
*工程毎に、キチンと区切りを入れながら行う。
?(60秒)
まず部屋の中を無表情で誰とも一切目を合わせる事無く、周回する。この段階では、参加者に緊張感が残っていた。
?(60秒)
部屋の中を周回しながら、相手と目を合わせ、笑顔で会釈する。体を動かしていることもあり、徐々に自然な動きができてきていた。
?(2分)
部屋の中を周回しながら、目が合った相手と笑顔で挨拶し、名前を伝え合う。自然な笑顔で挨拶を交わせるようになってきていた。
?(5分)
部屋の中を周回しながら、目が合った相手と笑顔で挨拶し、名前を伝え合い、相手を褒め合う。例として「笑顔がステキですね!」「衣装が個性的ですね!」等。参加者は身振り手振りなども交えて語りあえるほど自然な状態になっていた。
?(1人2分)
誰かとペアになり、自己紹介を自由に行い、お互い心の中で相手のキャッチフレーズを決める(口には出さない)。例として、1粒で2度おいしい佐藤さん、など。椅子を自由に動かして向き合った状態で。参加者からワークの方法への質問が出るなど、参加の度合いが上がってきていた。ワーク自体も時間になっても終わらないほど盛り上がっていた(ベルの音で合図)。
?(1人1分×4人) 
隣のペアとグループを組み、先程のペアを組んだ方を他己紹介し合う。相手にパートナーを紹介する際に先程心の中で決めたキャッチフレーズを入れて紹介する。2名から4名にグループサイズが変わったが、自然にとけこんでまとまりができていた。
?(1人2分×2人+1人1分×4人) 
別のメンバーの組み合わせで?、?のワーク繰り返す。ここで組んだ4名でグループワーク1を行う。


■13:50 ワーク2の説明
※ワーク2のやり方、聞き手・話し手・オブザーバーの各役割の説明をする(資料配布)。話す話題のきっかけの例は、学生時代、夏休みの思い出、恋愛、最近はまっていること、仕事での苦労・達成感、など。
※守秘義務のお願いをする。
※話題が複数になっても構わない、途中で話せなくなったらストップしても構わない点を説明する。
※フィードバックのやり方を説明する。フィードバックの方法は、?まずBが聴いてみた感想を述べる。?CDがB(聴き手)の聴き方について気付いた事を述べる。?Aが感想を述べる。この際、相手の事を否定・批判せずに「私だったらこうする」と相手に伝えるようにする。各グループでA〜Dの役割を決めた後に休憩。

■14:10 ワーク2−1ロールプレイ 聴いて欲しい、話したい話をする(50分)
※時計回りでローテーションする
話す人 聴く人 観察する人 観察する人
順番1 A B C D
順番2 B C D A
順番3 C D A B
順番4 D A B C

※話す時間は1人5分間とし、フィードバックタイムを含め12分×4回
※話し終えたら、フィードバックタイムを設ける。
1順目が終わった時に、観察者に感想を聞いてみた⇒「チェックポイントとして、話し手が楽しく話せているかの変化を、時間を追って確認していった」。
注意事項として、観察者が聴く人になってしまわないように(うなずきをしてしまう、など)。座席の配置などで工夫してみる。

■15:05 ワーク2−2 アウトプット(休憩込み)
机を動かして書くスペースを確保。机で個人ワークをする。A3用紙を配布。プロッキーを各所に置く。
※各自、配布されたA3の紙にワーク2−1で、気付いた事、発見した事、感じた事、疑問に思った事、等を自由に表現する。絵でも文字でも、何でも構わない。
※「今からでもすぐ試せます」と、練習の場としてもこの後のワークを活用できる事と、書いたものを後程シェアする事をアナウンスしておく。
記入を終えた方から、お互いにお礼を述べて解散し、休憩に入る。
休憩中もそれぞれ会話を交わしており、場の緊張はない状態になっていた。


■15:25 ワーク3 フリーディスカッション(20分)
再度、机を壁によせてスペースを確保。立ち話のみで話し合う(椅子を使うと固定感があるので)。
※ワーク2−2のアウトプットを各自掲げて、ペアで或いはグループで自由にディスカッションする。
※時間の目安として5分毎にベルを鳴らし合図をする。
※割り込みもOK! 各自自由に時間を使う。
先程ワーク2を行ったメンバーで、再度グループ(4名1組)になる。
お互いに学びあうという場ができており、意見交換、質疑応答などが活発に行われていた。グループサイズは3名〜6名程度。1回目のグループでは、女性同士、男性同士という組もみられた(グループ数は6つ)。2回目(5分経過)は、グループサイズの大きいところは継続、小さかったところは他グループに合流、という流れがみられた(グループ数は4つ)。3回目では、盛り上がっているグループに合流するところがあり、最大で10名前後のグループがあった。再び、小人数のグループも形成されていた(グループ数は6つ)。

■15:45 ワーク4 グループでシェアする(20分)
※ワーク2でのアウトプット、ワーク3で話し合った事を共有する。
※グループ内で自由に話し合い、意見交換する。

■16:05 ワーク5 全体でシェアする(30分)
※A3用紙1枚に1テーマ、共有した内容をグループ内で書く(複数OK)。そのうち、イチオシを1つ選ぶ。
※グループ毎にワーク4で共有した内容を発表する。発表の方法は、各グループでイチオシを1枚選んで、A3用紙に書いたこと(共有したこと)を説明する。発表時は扇形で。
つなぎで、終わった人から立って「伸び」をしてリフレッシュ!
【発表】
グループ1:
相手本位は難しい⇒相手を理解しようという気持ち⇒100%理解は難しい⇒経験を積んで、自分のスタイルをつくろう!
グループ2:
双方向のコミュニケーションをとるために聴く!
⇒取れる場をつくる、話すほうも伝える気持ちを持つ。お互いの反応を見ながらコミュニケーションをとろう(自分が何ができるかを考えつつも)。
グループ3:
シリアスであるほど、傾聴のスキルではなく対等に向き合う(スパーリングのイメージ)のが大事
グループ4:
聞くより観る
⇒100%の理解はムリ。まずは、「観る」ことでわかるところから理解しよう。
グループ5:
コミュニケーションはキャッチボール
⇒聴くがテーマでも、話すほうも意識する必要がある(お互いの気持ち、リズム、など)
グループ6:
話しての思いと聴き手の興味・関心が相互に作用を与えて、コミュニケーションの質が変化していく。そのなかで、「心の部分」が大事(テクニックだけではNG)。今回はフィードバックをしてもらうことで客観的に見てもらえてよいワークだった。
グループ7:
料理にたとえると、話の素材に心を込めてさじ加減(傾聴など)を行う。イチローはインタビュアーに対して「何を聞いているか?」を聴いており、そのような相手に対する思いをもつことも必要。

※最後に全体で自由に気付き、発見、感想等を出し合う。
・コミュニケーションはキャッチボール(相手は壁ではない)
⇒波長が合えばきれいなキャッチボールが続く(卓球で言えばラリー)が、それがベストではない。意図的に崩す必要がある時もあるはず。
・感じたこと:聴くというテーマで話していく中で、スキルだけではNGということを感じた。どんな人とでも聴ける自分なりのスタイルができるとよい。
・皆さんへの質問:ヒアリングとインタビューの違いはどうでしょうか。
⇒インタビューは事前知識を得てから行う。ヒアリングは事前知識なしで聞きたいことを聞く(回答例)。皆さんへの質問2:上司と部下の間柄では?⇒基本はヒアリングではないか(回答例)。ヒアリングは情報収集、インタビューはパーソナルな感じ(回答例2)。仮説をもっているのがヒアリング(回答例3)。
・アイスブレイクの意図(無表情のワーク)は?⇒プログラム振り返りにて説明

■16:35 挨拶と連絡事項
  ※メインファシリテーターからの挨拶と、泡の会等の連絡事項。次回の予告など。

模造紙とプロッキーを用意する。

■16:45 ワーク6 フィードバックタイム(45分)
※今回の定例会について、企画製作過程の紹介、参加者からの意見・感想・要望等のフィードバックタイム。
まず、プログラムの流れ(やったこと)をふりかえる。
最初に2〜3人で話し合ってもらう。その後、各々で壁にはった模造紙に各々、フィードバックを書き込んでもらう。テーマは、「プログラムについて」「テーマ設定について」「ファシリテーター、企画チームについて」「その他」の4つ。
【プログラムについて】
・テーマ1(ぐるぐる回る、自己紹介)と傾聴の関連性が何かわかりにくい。
・テーマ2の「聴く」をふまえた上で、テーマ1の「自己紹介」をふりかえると、テーマ2はリキんでいて、テーマ1ではリラックスしていた事に気付いた。
・「自由なフリートーク」と「グループに戻ってシェア」に重複するアクションが発生?つまり、グループに戻って先程と同じ事を説明するところから始めなければならず、結局時間内ではその4人の話しができなかった。(フリートークで得た情報をシェアできなかった)
・自分が、今、どのワーク(1〜3)をやっているのかがわからなかった。
・他の方のロープレが聞け、見れ、参考になったし、FBを受けることが出来て良かった。
・ロールプレイで話し込んだ人達と一度解散した後にまた意見を交換できるのはとても良かったです。
・少し他の人より話した分、自分の意見も出しやすかったです。
・「話し手、聴き手でこんな思惑の違いがあったのか!」というオドロキを体験できる仕組みで面白かったです。
・今思うと、ワーク1の「他己紹介」が以降のワークに活きたのかなと・・・。
・定例会プログラムの振り返りは、30分では足りないと思います。
・企画者の意図は伝えた方が良い?
・話す内容が自由だったので話しやすかった反面、人の違いを比較するのにむずかしいものを感じた。
・傾聴とは、「しゃべりたい」という欲望との戦いと思っているが、今回のプログラムからはその視点が感じられなかった。
・ぐるぐる回るの効果が最初わからなかった。が、あとでわかった。リラックス出来ていました。
(質問など)
・ぐるぐる回ることの意味が不明なので割愛した方がよいのでは?アイスブレークであれば他己紹介でよい。
⇒アイスブレイクとして誰ともで話せる場を作りたかった。いきなり他己紹介ではなく、徐々に溶かしていく前段階として行った部分もある。
・ワーク1(ぐるぐる・自己紹介・他己紹介)のここでの位置づけは何ですか?
・ワーク1の後、振り返りなしでワーク2に行ったのは何故?
・個人の気付きをなぜ全体シェアでまとめたのか?(意図は?)
(口頭にて)
・(ぐるぐるまわるアイスブレイクは)コミュニケーションが図れない状態の気持ち悪さを感じるワークとして変化を感じられた。
・同じ1分でも最初の何もしないのが長く感じた。後になって考えると5分話すのが長いと感じなかったので、時間に対して感じる感覚がまったく違うことがわかった。
・意図を読み取ろうしてワークをしていたところもあった。
【テーマ設定について】
・今回のテーマは傾聴についてであったが、やった実習の内容は傾聴に特化しておらず、コミュニケーション全体についての実習であった様に思った。
・傾聴についての本は読んだことがあるが「?」が多かった。皆とテーマを共有することができて、振り返ることができて本当にヨカッタ^v^
・仕事上面談することが多く、8月も30人位面談を行うことからグッドタイミングであった。→実務に活かしたいと思う。
・聴くことの楽しさを実感できました。
・「傾聴」というタイトルに少しふりまわされた。
・テーマは難しいが、Fの大テーマの一つなので、取り上げた事はgoodと思います。
・(課題解決などの)ミーティングに参加する場合のプレとして有効だと思う。
・「傾聴」大切と判っていても実践出来ていない現実に対し、良いテーマであった。⇒さらに深めたDiscussionもしたかった。
・コミュニケーションができなければ、ファシリテーションには入れないですから...◎
・とても興味のもてるテーマだと思います。

【ファシリテーターおよび企画チームについて】
・久保田さんの声のトーンがやさしくて聞き易かった。
・スタート時点で何をやるかを伝えずに進め、最後に参加者に振り返り(何をしたか)を喋ってもらいまとめたが、良いやり方と思った。
・ワークのout putを共有して、参加者同士で深めていけたのかなあと少し懐疑的です。振り返りを少ししっかりと。
・指示が不明確だった。個々のワークの時間の設定及び途中経過の時間をもっと明確に知らせて欲しい。
・「○分経過」のアナウンスがちょっとわかりにくかったです。
ex.自分の紹介だけして指定時間が過ぎてしまった・・・。
・久保田さんの雰囲気がテーマに合っている。
・テーマに対する思いの強さを感じました。
・スキル伝授っぽくなくて親しみがもてました。
・「重いテーマでも良い」と言ってもらえて、安心した。
(質問など)
・このプログラムをリハーサルした時は、時間通りに行きましたか?
⇒リハーサルはやっていません。直前にちゃぶ台返しをして、ゼロベースにてプログラムを練り直しました。(そのあと、議論の経過の画像を掲示しつつ、詳細を説明)

【その他】
・各ワークごとの全体振り返りがあっても良いと思った。
・輪になって全体を見てからフリートークになるのは、自分の興味とマッチしてよかったです。
・話を聴かない人(e.g.変な上司部下や友人など)をどうやって話を聴く人に変えるのか考えるワークがあると良かったです。
・フィードバックにもう少し時間を割いていただきたかった感があります。
・机・椅子の移動がちょっとバタバタしました。
・参加人数とチーム人数の配分がよかったと思います。
・休けい時間!!
・人数よかった。
・話をしてくれない人とか、こっちが熱くなって話してしまいそうになるつっこんだ内容や設定ではなかったのでやりやすかった。
(質問など)
・自己紹介後のキャッチフレーズを決めるのが難しかった。

メインファシリテーター振り返りコメント(久保田さん)
今回「聴く」をテーマにするにあたり、私たちのチームでは、カウンセラーやコーチの「聴く」、いわゆる「傾聴」の研修は世間には沢山ありますが、FAJとして「聴く」というテーマを取り上げるとしたら、どう創ったらいいのだろうか? という観点から、プログラムを考えました。何故なら参加者がカウンセラーでもなければコーチでもない、ファシリテーターであるからです。私が普段、研修プログラムを作る際には、落としどころを予め用意し、何が何でもそこへ持っていくように構成を考えますが、敢えて間逆にし、誘導・コントロールを排除し、ワークの数を絞って、考える・共有する時間と機会を多く組み入れ、各々が現状や課題に対して気付きを得られるようにする為に、何度もプログラムを組み替えました。参加者から頂いたフィードバックで、各々の気付きと共に、私達チームが伝えたかったことも伝わっていたことが確認でき、プログラムとしては改善の余地を残しつつも、納得できる出来だったと満足しています。

■17:30 原状回復作業
全員で原状回復してもらう。

■17:45 終了・撤収


議事録担当(古俣)

以上

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