【プログラム】
●オープニング&自己紹介(40分)----------------------------------------
全員の簡単な自己紹介後、本日のゲスト中野さん・堀さんに
企画スタッフ代表2名がインタビュー。
お互いの他己紹介、最近嬉しかったこと、怒ったこと、
コンビ名「民(たみ)ちゃん公(きみ)ちゃん」のお披露目、
何かこだわっていること、などなど…
ファシリテーション関連以外の中野さん堀さんの素顔が垣間見えました。
最後に「私とファシリテーションとの出会い」を語って頂き、
自己紹介タイムは終了!
●小グループになって自己紹介(30分)----------------------------------------
参加者同士で「できるだけ知らない人と」4人でグループ作り。
・私とファシリテーションとの出会い
・ファシリテーションに対しての疑問、悩み、感じる壁
以上2つを語り合った後、中野さん・堀さんへ聞いてみたい質問を
グループごとに最大2つまで出し、A3用紙に書き出し。
質問をパネルに張り出し、ひとりにつき3票持って、二人の回答を
聞いてみたい質問用紙へプロッキーで印をつけるスタイルで投票。
その後10分休憩へ。
●投票で上位の質問から、お2人の回答タイム(80分)-----------------------------------
・全く利害の違う人達をどうファシリテーションするか
・時間制約がある中で、場に極端なレベル差(知識、経験、やる気)があり、
納得観のある合意が創れない時どうするか。?
・長いつきあいのある参加メンバーに改めてファシリテーターとして
入る気、どうやって今までと違う会議へ動かしていけば良いのでしょうか?
・ビジネスのトップダウンの世界へファシリテーションの概念を持ち込むにはどうすれば?
などの質問に対し、中野さん堀さんそれぞれが回答。
「対立はほとんどが誤解から起きているように思う」
「場に格差がある場合、たとえば富の差が9vs1なら、多くの数を巻き込むことが必要」
「合意は無理ですよね、という前提に合意をとってから始める」
「ゴールの設定が重要。どこまでできるのかの見極めが大事」
「進め方に納得していることが、答えの納得になる」
多くの貴重なコメントが聞けました。
同じ問いに対して2人それぞれの視点からの答えを聞くことで、
参加者も自分なりの答えを見つけるヒントが多々得られたのではないでしょうか。
●上位以外の多くの質問にも回答して頂きました!(80分) ----------------
・ファシリテーターが持つ想いを表に出してもいいものか?
・落とし所があるのは良いことか?
・場が「し〜ん」としてしまったとき、どう対処すればいいですか?
・60名以上の代人数のファシリテーションをうまく回すコツは?
・ファシリテーションと誘導の違いは?
・性悪説にたった場合、ファシリテーションは成立するか?など。
再び休憩後、残りの質問にサクサクどんどん回答していきました。
この頃には参加者からも積極的に質問やコメントが出て、活気ある雰囲気に。
結局、場から出た質問のほとんどを網羅して下さった“民ちゃん公ちゃん”の
ホスピタリティに感謝!ありがとうございました。
最後はゲストのお2人も参加者もいささかグッタリ…。
それほど熱く語り、深く考え抜いた充実した時間となりました。
●最後に今日得たことを2人グループになって語り合い(10分) ----------------------------
ふたたび「できるだけ知らない人と」2人組を作り、
今日得たことを自由に語り合って、終了。
●アンケート-------------------------------------------------------------------
参加者の声より:
・引き出しを増やすヒントをたくさん頂きました。
・利害対立の際の対応、対策、考え方、興味ぶかく伺いました。
・民さん公さんのパワーと知恵に改めて敬服致します。
即興の答が本質をついていてフに落ちました。
・参加者の熱さが感じられた。
・エネルギーをもらうことができました。民公のコンビ最高!
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