2009年度02月東京支部イベント A.ワークショップ・オン・デマンド〜ファシリテーターの瞬発力を鍛える!〜東京支部

■日 時   2010年2月27日(土)10:00〜15:30
■セッション 東京支部イベント セッションA
『ワークショップ・オン・デマンド〜ファシリテーターの瞬発力を鍛える!〜』
■場 所   かながわ労働プラザ(Lプラザ) JR根岸線 石川町駅より徒歩3分
■企画チーム 企画者  :堀公俊(ほりりん)、鈴木まり子(ちびまり)
話題提供者:佐藤成臣(NAL)
■参加者   48名(企画者2名、話題提供者1名、Co1名)
■目的    その場で参加者からテーマ(お題)をもらい、即席でワークショップの構成を考え、
場の動きに応じて臨機応変に二人でワークを組み立てる。あわせて、どうやったら
当意即妙のワークができるのか、その舞台裏や葛藤の様子も紹介する。

■ゴール   その場でもらったテーマについて、ファシリテーターと一緒になって即席でワーク
を組み立てる新体験。

■プログラム

10:10 ファシリテータ自己紹介

10:15 知り合いタイム 「あなたのタイプはどっち? 瞬発系か、じっくり系か」
ノンバーバルで自分とは違うタイプの人とグループを作る。(3〜4人/グループ)
グループ内で自己紹介「なぜこのテーマを選んだか?」

10:40 テーマ決め
グループ内で当日のプログラムのテーマを出す。
(椅子、A4、マッキー)

上がってきたテーマの中から拍手の大きさで決める

テーマ「瞬発力の元って何だろう? アドリブってどうしたら鍛えられるの?」に決定

11:00 プログラムをデザインする(実況中)
ほりりん、ちびまりの掛け合いで、プログラムの流れを決めていく

11:15 瞬発系とじっくり系でペアを作る。ペアで自己紹介タイム
相互インタビュー「自分が瞬発力を発揮した時とはどんな時?」
(椅子に向かい合って座る。A4用紙)
11:30 複数のペアーで6人グループを作る。
先ほどのペアーの他己紹介

11:55 全体で「瞬発力を発揮した時の話を」共有(2人発表)

12:00 ランチ

13:00 瞬発力の体験談(NAL)

13:10 午前中のグループでダイアログ
検討テーマA「瞬発力って何だろう?」
検討テーマB「瞬発力をどうしたら高められるのか?」
ファシリテータを決めて進める
(机、椅子、模造紙、マッキー)

14:00 発表の仕方を説明
発表方法は、検討テーマAもしくはBを、寸劇もしくはエクササイズで表現する

各グループの実演方法の検討タイム

14:15 模造紙を壁に張る

各グループの実演タイム

実演5分/各グループ

15:05 休憩タイム

15:15 各グル―プで振り返りタイム
(椅子のみ)

15:30 終了

■ 本定例会で得られたこと

 <メリット>
・参加者がワークショップの作成過程を見ることができる。
・ワークショップの作りこみに、参加者の意見を取り込むことができる。
・ファシリテータが、これまで多数のワークショップを経験してきた蓄積を
披露することで、持ちネタの使い方が理解できる。

 <デメリット>
・全く準備をしない分だけ、当日のファシリテータの消耗が激しいため、
そうめったに行えないのが難点。

 <参考になった事>
・ワークショップデザインは、まず本質的なゴールを見つけ、参加者の体験
ワークの骨を決めて、プロセス全体構成を調整する流れ。
・2人のファシリテータの信頼感と、それぞれの得意分野で、ワークショップ
がテンポよく決められることが理解できた。参加者に何を気づいてもらう
か?どう気づきを与えるか?そのこだわりが把握できた。
・プログラムデザインの流れを見た経験が、自らワークショップを作成する
段になったときに役立つと感じた。

 <ちょっと残念だった事>
・プログラムを実施しているときには、ファシリテータの動きを見る余裕が
ないため、裏の作業まで見ることができなかった。

以上

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