『なかよくしやがれ!』
【日時】
2009年12月19日(土曜) 12:30〜16:30
【場所】
目黒エコプラザ
【参加人数】
17人(参加者:16、企画者:1)
【話題提供者】
宮田 仁(FAJ会員・関西支部)
【企画者名】
安倍 能行(FAJ会員)
【概要】
対立とかコンフリクトとか、普段そんな言葉で意識はしないけど、私たちは様々な人間関係の海を毎日泳いでいます。
みんなで何かをするとき、その場の展開がどうのという前に、
「あいつとあいつが仲が良くて、あいつとあいつが仲が悪い」
ということで、事前にほとんど決着がついてしまっていることって、よくあります。
仲が良いだの、悪いだの、ケンカするだの、しないだの。
そんなことについて、みんなで考えてみました。
【プログラム】
1.『仲良くする』ということはどういうことなのかを考えてみよう
5〜6人ずつで1チームとなり、
各チームで『なかよくする』とはどういうことなのかについて、
話し合いを行う。
その内容をチーム毎に大きな紙に書く。
紙に書いた内容を発表し、質疑応答。
2.アイスブレーク
ボールを投げ合う。
黄色のボールを投げるときは、自分の名前を言い、
親しみを込めて、相手に投げる。
赤色のボールを投げるときは、相手の名前を言い、
怒りを込めて、相手に投げる。
3. 『仲が悪い状態を作る』
新たなグループを3チーム編成する。
1チームが、仲が悪い状態を作り、他のチームは、
その状態を観察する。
最初のチームは、フリートークで、メンバー通し、互いがなかが悪いように話し合いをするという設定。
2番目のチームは、話し合いのテーマが「次回定例会のネタ」。
チームのメンバーの中で、一番最初のワークで一緒だったメンバーとだけは、仲間という設定。
3番目のチームは、話し合いのテーマが「なかよしについて」 。
チームのメンバーの中で、一番最初のワークで一緒だったメンバーとだけは、仲間という設定。
各々のチームの話し合いが終了した時点で、チームメンバーの感想と、観察していた人達の感想を述べる。
嫌な状態でワークを終わらないように、各チームのワークが終了した時点で、握手をする。
4.嫌な気分の人達のフォロー
嫌な気分を引きずった人のフォロー。
最近楽しかったことを話してもらい、残りのメンバー全員でオーバーアクション気味の傾聴。
5.振り返り
一番最初のチームで、今回のワークの内容について、話し合い。
今回のワークで印象に残った言葉を各自が紙に書いて、全員で振り返り。
<感想>
自分から意識的に、仲が悪い状態というのを作ることにより、
嫌な自分を通して、自分を見つめ直すことができた。
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