2010年度4月定例会 2.ファシリテーション “私のルーツ”東京支部

2010年度4月定例会 テーマ2 ファシリテーション “私のルーツ”
〜あなたのファシリテーション。その起源を探ってみよう!〜

■日時   2010年4月24日(土) 12:30〜16:30
■場所   日本経営協会(NOMA)2階
■参加者  50名(参加者48名、MF、CO各1名)

■メインファシリテーター(MF)   松尾公博(マッチ)
■コーディネーター(CO)  安倍能行(べし。)

■企画者
チーム「私のルーツ」
松尾公博(マッチ)、安倍能行(べし。)、大沢珠巳(たま)、松本賢(マツケン)、後藤恭子(ごっさん)、佐藤成臣(NAL)  以上、FAJ会員
サポーター:朝野舜(ぼび〜) FAJ会員

■セッション概要
参加者の皆さんの好きなこと、大切にしていること、昔の体験や出来事など、ファシリテーションというキーワードを介して、参加者同士でじっくり語り合っていただきました。
語り合いを通じて、心をワクワクさせていたあの頃の記憶を呼び起こし、自分のファシリテーションの
「ルーツ」を発見していきました。
エンディングはおまけの「肩書きワークショップ」でグループ内での気づきの凝縮を試みました。

■プログラムと当日の流れ

12:30〜 オープニング
スタッフ自己紹介、タイムテーブルの案内、今日のワーク・ゴールイメージ・グランドルールの説明

12:45〜 ウォーミングアップ
A4用紙に書き出したネタを元に、お隣同士で自己紹介。その後、席を離れて、さらに2人と自己紹介をし合った。

12:55〜 ワーク1
「ファシリテーションとは?」
「ファシリテーターを一言で例えると?」
「ファシリテーターとして大切にしていることは?」
お題毎に、各自が「A4用紙」へ書き出し、グループメンバーへ伝えた。

13:30〜 ワーク2
「私が大好きな、心動かされた“この歌、この本、この映画”」
「私はこんな存在だった。(クラス、部活、アルバイトで、イベント、サークル、ボランティアで)」
お題毎に、各自が「A4用紙」へ書き出し、グループメンバーへ伝えた。

〜ワーク1・2で書き出された「A4用紙」をパネル展示的に会場後方に張り出し、少し長めの休憩時間の間に、他の参加者が書き出したものを参加者間で共有した。当該「A4用紙」は、休憩時間の終了時に剥がして、各自手元に持ち帰った。〜

14:35〜 ワーク3  
「あの時、私は〜していた」
ワーク1「ファシリテーターの役割・大切なこと」、ワーク2「心動かされたこと」「自分の存在」などを参考に、話しやすい「お題」を各自で設定する。
役割(語り手/聞き手/メモ手)に基づき、「お題」のインタビューを行い、語り手は、メモ手/聞き手からのフィードバックを受ける。

15:50〜 ふりかえり
「感じたこと、気づいたこと」
各自がA4用紙へ書き出し、グループ内で話し合いを行う。

16:00〜 おまけ
「肩書きワークショップ」
自分を含め、グループメンバーのキャッチコピー(肩書き)を作成し交換する。一番気に入った「肩書き」を選ぶ。

16:15〜16:30 クロージング
アンケート記入⇒輪になって一言チェックアウト

◆参加者アンケート
・とにかく構成が練れて素晴らしいです。最後の結果に本当に驚きました!!
・私のルーツはやはり深いですネ。
・かなり仕事に対するモチベーションや自分の見直しに成果を感じました。
・今までで1番たのしかった!
・決めました 入会します!!
・1人1人がみんなちがってみんないいと感じた。
・色んなF(ファシリテーション)の可能性を感じた
・自分の話に興奮した。
・単純な構成でも深く内省できた。
・ありがとうございます。とても有意義な時間でした。
・とても良い自分をふり返る機会でした!!

アンケート回答者42名の満足度平均は、88点と高い評価をいただきました。

◆企画者感想
年初の開催のため、定例会初参加の方が3〜4割おられましたが、4人グループで進めたこと、グループ組み換えを行ったこともあり、場に溶け込んでいたように感じました。
準備段階で企画チーム内で構成を練り込んでいたこともあり、MFもゆったりと取り組むことができました。
プログラム構成的に、通常通り4時間半枠であれば、もう少し話を深められたであろうと思います。参加者同士が話す時間を削らなければならず、その点は少し残念に感じています。
会場入口でのアンケート調査、テーブルを利用したパネル展示など、新しい試みも会場の雰囲気作りのアクセントとして役立ったように感じています。
今後に向けては、張り出された「A4用紙」を見て共有する“ツアー”の有効活用(ジャンル分け・話し合い)や、“好きなもの”に特化したワーク実施を検討して行きたい考えています。

以上

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