『ファシリテーショングラフィック練習ジム 〜FGYM(エフジム)2010春スペシャル〜』
□日時 2010年4月24日(土) 12:00〜16:30
□場所 川崎国際交流センター
□メインファシリテーター 加藤 彰氏
□企画者 チームFGYM((FAJ会員)
□実施内容
1.FGYM縁日(12:00〜13:00)
1)概要
場の雰囲気を温めるため、企画者中心の「FGYM縁日」を実施
2)内容
(1)となりの客は?よく聴き描くワークだ!!
(2)水性ペンを楽しく使おう
(3)絵や記号を描くトライアル
(4)FGYM漢字検定
(5)イラストしりとり
(6)当日掲示物を模造紙に描いてみよう
2.オープニング(13:00〜13:10)
3.ファシグラ「解体新書」by加藤彰(13:10〜15:05)
1)概要
加藤氏がFGを実施している際の頭の中を解体すべく、ビデオ撮影の
実施。その後、質疑応答
2)内容
(1)企画者4人の模擬会議(発散系議題「FAJと会社と家庭の両立について」
(ファシリテーターなし)を、加藤氏がFG。その模様を撮影全員で鑑賞
(2)参加者、グループに分かれ、加藤氏のFGの感想など共有
(3)その後ビデオをプロジェクターで再生投影し、加藤氏による解説と
質疑応答
3)加藤氏の言葉
・後で描いておけばよかったと思う失敗がある。
・色は得意な色とかでさっさと決めてしまう。
・模造紙に描く場所は意図的にコントロールしている。
・議論が若干それた時にお化粧する。
・議論を予測しながら描いている。
など多数
*ファシリテーションをしながら のグラフフィックではなかったことに対し、
参加者から「ファシグラというより、レコーディングではないか」との
意見があった。
→グラフィックを通じて議論の展開をみせていくことに主眼をおいた
ことから、意図してファシリテーションはしなかった、旨を明確にして、
その後のワークを行った。
4.みんなの技さらけ出しワーク(15:15〜16:10)
1)概要
みんなで描いてみる。それを加藤氏により講評
2)内容
(1)企画者4人にファシリテーターが加わり模擬会議「ファシグラを
上達するためには」
その模様を参加者全員でFG(当初ファシリテーターの参加予定は
なかっ たがファシグラ「解体新書」で議論がうまくかみあわなかった
ため、急遽参加してもらった)
(2)加藤氏により簡単な講評
(3)加藤氏と堀氏による対談「なぜ子どもにサンタはいるとうそをつくのか?」
を参加者全員でFG
(4)全員で共有
*(3)は当初のプログラムにはなかったが、加藤氏が場をみて参加者に
「もっと練習したいですよね」と問いかけ、その場で追加された。
(15:50~16:10)
5.全体振返り(16:10~16:25)
6.クロージング(16:25~16:30)
□全体振返りでの参加者意見・感想
・FGYM縁日で水性マーカーの持ち方がわかって良かった。楽しかった。
・加藤先生と堀先生がいらっしゃってびっくりした。ファシグラ直系になった気がした。
・思いを同じくする人と一緒にいられたことが良かった。
・ビデオを使った講義はファシグラだけではなく他でも応用できるのではないか。
・お金がとれる定例会だった。
・行ったり来たりするグラフィックをみることができて良かった。
・パソコンでファシグラをする方法を知りたい。
など多数
□アンケートより
・ビデオに撮ったものを全員でふりかえる、というやり方は面白かった。
見逃していた気づきがたくさんあり、勉強になった。
・スペースのとり方、どのように予測しながら描かれているのか、
非常にためになる部分が多かった。
・実際にやってみて難しさがよく判った。経験の大切さ。
・お互い学び合えました。
・たくさんのワークにふれることができてよかったです。個性がでることを実感、
アートだなあと思いました。
・加藤さんのファシグラは、ファシリテーションをしながらの実践がみたかった。
など多数
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