2011年度1月定例会 1.NLPを見よう・聴こう・体感しよう!〜それでいいの?あなたのコミュニケーション〜東京支部
事業内容 |
東京支部 定例会 |
テーマ |
テーマ1『NLPを見よう・聴こう・体感しよう!〜それでいいの?あなたのコミュニケーション〜』 |
開催日 |
2012年1月28日 |
会 場 |
船堀タワーホール303会議室 |
講師・
ファシリテーター |
鈴木達也(非会員) |
1 |
企画運営担当 |
奥宮健太、安倍 能行、大川雷電、木村和郎、 松本春仁、
米岡裕美、(河野恵)(以上、FAJ会員) |
6名 |
参加者数(会員) |
34名 |
一般・見学者数 |
0名 |
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など |
【ワークのゴール】
- 参加者が、ファシリテーションにNLPが使えることを発見する。
- 今までの疑問がとけて、気持がスッキリして、 「これって、すごいね」感動し、NLPに興味をもって、実践しようという気持ちになる。
【プログラム】
1.オープニング
なぜNLPを取り上げたか、アウトカム、アジェンダの説明。MF紹介。
2.NLP解説
NLPの全体像をつかむ。身体回しのワークでNLPの効果を体感する。
3.アイスブレイク
3人組になり、自己紹介
4.表象システム(VAK)
<狙い> 自分の優先表象システムを知ることにより、自分の認知の癖を知る。
相手の優先表象システムを知ることにより、相手に合わせたコミュニケーションを図る。
1)人の感覚の違いを学ぶ
- VAK解説:
表象システム=Visual(視覚)、Auditory(聴覚)、Kenesthetic(体感覚)
人や状況によって優先的に使う表象システムが異なる。
それぞれの特徴の解説。
- ワーク1:自分の優先表象システムのアセスメント
- ワーク2:「好きなレストラン」を話すのをフィッシュボウル的に観察
- ワーク2−2:3人組で「好きなレストラン」を1人ずつ話し、どのような表象システムを使っているかフィードバック
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(休憩)
☆質問タイム
・ワーク3:-同じ表象システムを優先する人でグループを作り、
「自分にとって分かりやすいコミュニケーションはどのようなものか?
分かりづらいコミュニケーションはどのようなものか?」
を話し合う。
(V…2グループ、A…1グループ、K…1グループ、バランス…1グループ)
-グループで話し合った意見を、全体で共有。
2)相手の感覚に合わせてコミュニケーションする
・ワーク4:3人組となり、話し手・聴き手・観察者の役割を交互に行う。
話し手は、「好きなレストラン」をVAKを使って、それぞれ1分ずつ話す。
聞き手は、VAKそれぞれで話された時の自分の聞き取り方、聞きやすさを意識
観察者は、話し手の話しっぷりや、聴き手の聞きっぷりを観察し、フィードバック
5.今回の学び、気づき、ファシリテーションにどう活かせるかを全体で共有
<参加者から出た意見>
- 自分と違う感覚の人がいることを知る。
(今まで、自分の感覚の仕方・理解の仕方が当たり前すぎて、違う感覚の人がいることに気づかなかった)
- ちがう感覚に翻訳して伝える。
- 相手が何を知りたいかを聴く。
- 自分の感覚のかたよりを「自己開示」する。
6.今日のまとめ:ファシリテーションとNLP、MFの思い
表象システムは、固定的なタイプ分けでではなく、自分で変えられるものであり、コミュニケーションの柔軟性を高めるための1つの手掛かり。
コミュニケーションのアプローチは、相手と状況に合わせて変化させる必要がある。
7.クロージング |
【参加者の声から(抜粋)】
- 自分のコミュニケーションのくせがわかった。
- 頭ではわかったつもりの人との違いが如実に明示された。
- みんな違ってみんな良いということを改めて認識した。
- 説明とワークの配分がうまかった。
- 短時間でわかりやすく体感できるワークだったと思う。
- 参加者や場のプロセスをもっと信用して準備を手放す場づくりがもっとあった方が参加しやすい。
- 表象システムだけでなく、内容がもう少し広くてもよかった。
- ファシリテーションにNLPをどう使うかに焦点を絞ってもよいと思う。
- NLPの怪しさが払しょくされた。
【MF振り返り】
- みなさんと一緒に仕事?ができてとても楽しかったし、勉強になった。
- イメージしていたファシリテーションと違っていたので、少しだけ驚いた。
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【企画メンバーから振り返り】
○Keep
- 当日、ワークの人数を5人から3人に変更する、臨機応変の対応ができたのがよかった
- ティーチングと話し合いのバランスがよかった。(いつものFAJとは違うけれど)
- テーマを1つに絞ったのがよかった。(体験して理解できた)
○Problem
- ファシリテーションとのつながりをもっとはっきりできるとよかった。
- 時間配分→話し合いの時間をとれるようにするとよかった。
(時間を伸ばす、プログラムを削るなど)
- 遅れてきた人がいたので、その対応を考えておいた方がよかった。
- ロジまわりをキチッとできるとよかった。
- 考える時間をとれるとよい。(体験したことを咀嚼する)
○Try
- 参加者同士が議論できるようにする
- ファシリテーションとNLPの関連づけができるようにする
- 1日の流れを最初に示しておく
(ファシリテーションとのつながりは、後で時間をとっているとわかるようにする)
- 最初にたてたアウトカムを確認する時間をとる
- ファシリテーションの問題点から使えるNLPを提供する
○その他感想
- 自分自身もワークを楽しんだ。
- 「腕が回るようになって(実際に効果を体感して)から、話を真剣に聞くようになった。」という意見があって、ちょっと怖いなあと思った(笑)。
- FAJ会員以外の方と一緒に企画することができて、ファシリテーションやFAJの特徴や意義を改めて考える機会になった。
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報告作成者 |
米岡裕美 |
報告日 |
2012年2月10日 |
その他特記事項 |
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