2011年度12月定例会 1.現場から学ぶ話し合いのプログラム・デザイン〜復興計画への市民提案づくりの現場から〜東京支部
事業内容 |
東京支部 定例会 |
テーマ |
現場から学ぶ話し合いのプログラム・デザイン
〜 復興計画への市民提案づくりの現場から 〜 |
開催日 |
2011年12月17日 |
会 場 |
産業文化センター 会議室301 |
講師・
ファシリテーター |
遠藤智栄、杉村郁雄 (FAJ会員) |
2名 |
企画運営担当 |
企画:FAJ災害復興支援室 運営:飯島邦子(FAJ会員) |
1名 |
参加者数(会員) |
14名 |
一般・見学者数 |
0名 |
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など |
【概要】
FAJ災害復興支援室の活動報告、および、実際の支援事例を元に、参加者が復興計画への市民提案づくりのプログラムデザインを考えた。災害復興支援や平常時の自治体の計画づくりなどの政策参加の場づくりについて考えてみる企画。
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【プログラム】
13:35〜 オリエンテーション (シアター形式)
13:40〜 復興支援室活動報告
14:15〜 質疑応答
14:30〜 グループ分け 場作り変換(3島×5名)
14:35〜 石巻での支援事例の紹介
14:45〜 いきなりプログラムづくり(個人ワーク)
15:00〜 グループ内シェア
15:20〜 共有 + 休憩
15:35〜 再度プログラムデザイン(グループワーク)
16:10〜 共有(バザール形式)
16:20〜 実際のプログラム解説+製作への市民参加
16:45〜 振り返り + 全体共有
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【担当者振り返り】
プログラム作りをするワークとしては、参加者によっては、かなり難易度の高いワークになった模様。プログラム作りに入る以前のところ(例:意見の対立/グランドルールや役割分担を決めるところまで)で終わってしまったグループがありました。
しかし、自治体の政策形成参加についてFAJ会員に考えてもらう機会を作れたのは良かったと思います。
また、今回の定例会を機に災害復興支援室の活動に関心をもってもらえたら嬉しいです。
復興の現場ではファシリテーターが必要とされています。
機会あれば、ぜひ、災害復興支援室の活動にもご参加してください。
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【参加者コメント】
(1)復興支援室の活動の紹介について
- 3/27に支援室を立ち上げたこと自体がスゴイ。
- 活動報告を受けることで自分の場に起こった場合に役に立つと思う。
- 改めて、いろんな支援活動をして来ているんだななぁと復興支援室の活動を知る良いきっかけになった。
- 報告の進行の段取りがとても良かった。例えば、質疑応答で予め質問をホワイトボードに書き出し、その後にまとめて回答する等。
- 行動記録だけでなく、フェーズ毎にまとめる等、発表の仕方に工夫があってもよいかも。
- もやもやが残った。ボランティアも限界にきているのではないか。ビジネスにしてもいいのでは。
(2)復興計画への市民提案支援WSのプログラム作成演習について
- ケーススタディはよいと思う。
- 実例の解説を聞いて、子供の意見が気づきを促進すると知った(多様性)。
- 短冊で不満を提案に切り替える(=裏返る)はよい。
- 人と人がつながる体験を、提案を作る中でもっと取り入れたい。
- 市民参加のワークショップの場合、一気にゴールへはいかないものだとわかった。最初は、チームビルディング重視の場作りが必要だと気づいた。
- プログラムデザインに取り掛かる以前のところで意見の対立があり、その話し合いで終始した。
- 短時間でやるワークなら、もっと制約事項を定めてからやるプログラムにすれば良かったのではないか。
- 「意見書作成の背景・目的」をもっと丁寧に共有した上でプログラムデザイン演習に入ってほしかった。
- プログラムデザインをするにはもう少し詳しい「ワークショップの参加者情報」がないと難しいと感じた。
- 想定をいくつか持っているとよいのかもしれない。
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報告作成者 |
飯島 邦子 |
報告日 |
2012年12月22日 |
その他特記事項 |
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