2011年度5月定例会 1.声のレッスン東京支部

事業内容: 東京支部 定例会
テーマ: 声のレッスン〜心に届く話し方のために〜
開催日: 2011年5月28日(土)
会 場: アカデミー茗台 7F活動室
講師・
ファシリテーター:
鮫島宗哉(FAJ会員 九州支部) 1名
企画運営担当: 加寿 明、中垣 勝、増平 貴之、佐々木 順一、安倍 能行、
山田絵梨(FAJ会員)
6名
参加者数(会員): 33名
一般・見学者数: 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
(対象)
自分の「一番良い声」を知りたい方。ファシリタティブな進行に興味のある方。
(目的)
  • ファシリテーターをする時や、普段の会話などでの「声」と「スピーチ」の課題や悩みを解決するヒントとなる。
  • よりよい日本語、美しい日本語発声を身に着ける。
  • アナウンス講座とスピーチ講座に「ファシリタティブ」の視点をこめて組み立てる。
【プログラム】
12:00-12:05
開会あいさつ、企画メンバー紹介、講師紹介
12:06-12:42
アイスブレイク(時間調整も含めて)
?歩き回って声を出さずに握手→自由に話す→グループで話す
?「今の場をよりよくするには?」を書く→2人組で話す→シェア
?各自で目標をポストイットに書き、ホワイトボードに貼る→MFが読む
?「私が思わず笑ってしまった話」をグループで披露し合う→シェア
12:43-12:48
ウォーミングアップ「発声のワーク」
?立ち上がり、一番大きな声で「ヤッホー!」を3回
?腹式呼吸
12:50-13:10
あらためて自己紹介「ショー アンド テル」
?A4紙を四つ折りし、4項目記入
?人前でしゃべる練習〜グループ内で自己紹介
13:10-13:16
休憩(取りたい時間を目をつぶって挙手)
13:16-14:31
声のレッスン(声を出す ハードウェア編)
?なぜ「声のレッスン」が必要か
?口の開け形〜50音表による発声練習
?「いい声」って何だろう?〜「自分の声」を探す
?早口言葉練習〜「外郎売」デモ→練習
?質疑応答と今までのまとめ(テキスト、声出しの練習)
14:31-14:45
休憩(取りたい時間を目をつぶって挙手)
14:45-15:15
気分転換
?席替え(イエス・ノー・クイズ→バースデイライン)
?新グループ内で自己紹介(ショー アンド テル)
?全員の前で自己紹介(大きな声で、ゆっくりと)
15:15-16:18
「声」から「話し」へ(話の技術 ソフトウェア編)
?「前半のふり返りと後半への期待」を各自で記入→グループ内でシェア
?レクチャー「Faの場での基本的なこと」
?伝え方「15秒スピーチ」事実+思い〜4回練習
?話の組み立ての基本フレーム
?「実はね」から始めて話す〜まとめ
16:18-16:35
アンケート、告知と案内、閉会
【アンケート結果】
A.100点満点で何点?  
B.良かったなと思ったこと
  • 知らないことばかりで新鮮
  • 実際に練習できた
  • 声以外の部分でもとても多くの気づきを得た
  • 声を出す大事さを知り、実践できた
  • 講話ではなくレッスンで、頭も口まわりもここちよく疲れた
  • 好意的に受け止める場になりよりよい結果が得られた
  • 声の出し方、話のまとめ方についてのヒントが得られた
  • 口のひらきぐあいやトーンなどを意識しようと思った
  • PPなしで、生で講師をしていただいき新鮮だった
  • 知識を得るだけではなく実践できる場を作るのも重要だと感じた
  • 初めての参加でしたが、とても楽しく、勉強になりました
  • 体系的な知識も得たし実践もできた
  • 実はすごく練れている内容
  • みんなで「声」の練習をしたり、交流したりするのは楽しい
  • 15秒スピーチや1分スピーチなどが実践できてよかった。
  • 「声の通り≒口の開け方」だと言うことがわかった
  • 呼吸を意識したことが良かった
  • 声のレッスンという題目に引かれて参加したが、期待以上のことを体験できた
    1. 自分のいい声の定義がしっくり来た
    2. 15秒トークの組み立てと実践は”目からうろこ”でした
  • 声の出し方を意識する必要があることを再認識した
  • 後半スピーチをたくさん繰り返すことで、少しずつなれるのが実感できた
  • 具体的な声のレッスン方法をたくさん教えていただいてよかった
  • 得した気分になりました♪
  • 声を出すことの気持ちよさを体感できた
  • 今後自分のためになるものを得ましたが、「お互いから学び合う」ことがなく、残念だった
  • あまりFAJの定例会っぽくはないかな…と感じました(いい意味でも悪い意味でもなく。勉強会っぽい内容だったので。)
  • 「自分が一番楽に出せる声」をつかめばそれが一番良い声なんだと教わったが、残念ながらその場所(声帯の真ん中を使う)がfeedbackされなかった
  • マイナスは時間がなかった点、丸々1日参考としたい内容です。ワーク重視で楽しめたこと
  • 前向きな気持ちになった参加してよかった
  • 自らが学ぼうとする人たちのエネルギーをたくさんいただいて、パワーをいただきました。双方向の練習、進め方は充実感があります
平均点:86.6点(最高100点〜最低60点)
【参加者からの声】
12時始まりのせいで、遅れてしまった、開始時間を間違えた、間に合わなかった。
「自分の声を探してみたい」というハード系、トレーニング系のニーズが多くあった。
アンケートでもセミナーとファシリテーションの区別がつかないという声があった。
「午前中仕事のため、食事がとれなかった」という声があった。
【MFの感想】
まずは東京支部の定例会MFをやらせていただいて改めて感謝です。
今回は、とっさに思ったことを声にしてもらった。パート2については改めて考えてみる。
15秒トークの時間をふりかえりに使うことはできたかもしれないが、ふりかえりをするには少し時間が足りなかった。
ふりかえりとして全員の15秒トークがあっても良かったかも。
みんながハード指向だったのが少し意外だった。(アンケ−トを見て)点数が高くてもきびしい意見を言う人、点数が低くても不満のない人がいたのは面白かった。
フォローアップとして、「チェックシートをやっていますか?」という確認を参加者に出してみるのもいいと思う。
箱の形について、ああいう会場(L字型)は初めてだったが、金魚鉢の部屋をうまく使うことができれば良かったかもしれない。
あれはファシリテーションなの?と言われると、広くとらえればファシリテーションだが、会議運営という視点で見ると少し違うかもしれない。やや教育寄り、研修ファシリテーションのようになっていると思う。
FAJの定例会では比較的時間が取れるので、ハードよりのことも十分時間を取れた。またやりましょう。
【企画メンバーふり返りより】
  • このテーマを東京支部のくり返しネタにするには、どうしたらいいか。
  • 声のレッスンというタイトルをどうとらえるかによってレッスンを多めにするか、ふりかえりの時間を取るか対応が違うのでは?
  • 今回、ふりかえりの時間をとらなかったが、ファシリテーションという意味ではふりかえりも大事。でもレッスンもしたいというニーズはあると思う。
  • 結果的には最後の15秒トークで満足度が高くなったのではないか。
  • 15秒トークが役に立った。会社のエレベーターに乗っている間の会話に活用できた。
  • 終わってみれば鮫島ワールドだったなぁと感じた、だからこそ満足度が高かったのではないか。
  • アンケートの傾向を見て、ふり返りが出たのがFAJらしい。
  • 馬鹿’sというキーワードがアンケートで散見された。みんなオヤジギャグが好きなんだ(笑)
  • アンケートのコメントから何か持ち帰ろうという意思を感じた。
  • コンテンツをソフト寄り、ハード寄りのどちらにするかは気になったが、「レッスン」というタイトルを付けるとハード指向になってしまう気がした。
  • グループ内でフィードバックをお互いして、自分の声について他人からのコメントや承認を期待されていたのかなと思いました。
報告作成者 加寿 明
報告日 2011年6月3日(金)
その他特記事項 欠席者2名、遅刻者4名(内1時間以上1名)
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