2013年度10月定例会 4.ファシリテーション”を現場に届ける〜ファシ活を通して見える社会のニーズと私たちの役割東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2013年10月度定例会
テーマ テーマ4 ファシリテーション”を現場に届ける〜ファシ活を通して見える社会のニーズと私たちの役割
開催日 2013年10月26日(土)
会 場 船堀タワーホール 403会議室
講師・
ファシリテーター
中野功(FAJ会員) 1名
企画運営担当
井上貴美子、梅谷秀治、杉原廣二、松木治子、(疋田恵子)(以上FAJ会員)
4名
参加者数(会員) 19名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】
これまで、行政、福祉、医療、教育機関、それら有志の勉強会といった方々から、ファシリテーション研修や
ワークショップ、また対話の促進支援など様々な案件が数多くありました。
これら案件に対応する中で重要なのが、現場に赴くファシリテーターやその案件をスムーズに進行させるための
コーディネーターの存在です。
今回、ファシ活で取り扱った案件を振り返りながら、現場に「ファシリテーション」を届けるために「ファシリテーター」
として、または「コーディネーター」として、どのようなことをすればよいのか?
社会のニーズとFAJの中にある力をつなぐために、私たちに必要とされる役割はどのようなものか?
そんなことを皆さんと一緒に考えていこうというものです。

【プログラム内容】
1)はじめに
2)グループ分け(FAJ歴の長い人と短い人が混ざるように)
3)グループ毎に自己紹介(呼ばれたい名前、本企画への期待)
4)ファシ活を知る(ファシ活の活動領域や実施案件の状況を知る)
5)事例を聞いて考えを深める(コーディネーションの意味を事例を通して理解する)
6)事例を体験して考えを深める(架空依頼書をもとに、COとして何を考え、何をしなくてはいけないか自分ごととして考える)
7)ゴールに向けて(今後ファシリテーションを現場に届ける為に求められるものとは何かを考える)
8)さいごに(一言チェックアウト 本日の感想)

【プログラムのゴール】
ファシリテーションを現場に届ける為に今後求められるコーディネーター像、ファシリテーター像をつかむ
 

【参加者の声(アンケートより)】
・ファシ活の現状がわかって良かった。(件数、依頼元、認定のしくみなど)スケジュールが合えば一度見学したい。
・明日に繋がるアイデアをもらえました。ISA、きみさんお疲れ様でした。
・初めての参加でした。よそ者扱いがなく、嬉しく感じました。FAJへの年間依頼件数が年間50件以上との事で少し驚きました。でもこれだけの組織ですからさらに3倍くらいを目指しましょう。もうひとつ感じたのは参加者は結構年齢が上なのですね。
・詰め込まず、ゆったりと話ができて良かったです。いいかんじでゆるかったですね。
・ISAのMFはゆるい「なぜファシ活が変わる必要があるのか」の背景をはじめに説明したほうが良かったのでは。専門活動は順次定例会で取り上げて欲しい。
・久しぶりの参加でしたが、大変楽しくタメになりました。あと一年以内にMFに手を上げられるよう、まずは見学から入りたく考えてます。ありがとうございました!
・MFやアシスタントとして手を挙げてみたいと思いました。地域性課題はありますが・・。
・ファシ活における課題認識をもう少しシャープに共通化したほうがディスカッションが拡散せずに良かったのではないかと思いました。プロセス、依頼者実態はよくわかりました。
・課題解決にはファシリテーション。ファシリテーションにはチーム!!(一体感が大事)(いっしょに作っていく)
・ファシ活委員の皆さんの日頃の活動に拍手。定例会での案内ワークショップ良かった。委員の方の発散にもなったのでは?今日のワークが活動の良い方向の力になるといいです。

・ファシ活の裏側が良くわかりました。依頼者への確認時に既に関係構築が始まるっていうこと改めて感じました。
今後のファシ活について考えていくという今回のような場は新鮮でした。これからもファシリテーションの普及に向けた活動を期待しています。
・今回の定例会を作っていただいたISAさんはじめ、皆さんに感謝です。ISAさんののどかな、かつ時々そっけないファシリテーションとっても気持ち良かったです!
・営業や今後の職種に関連してFacilitation他の場でも体験したいという目的で会員になりました。今後実際の現場を体験したいと考えていますが、もう少し機会の場が増えるようにご検討頂ければと思います。(当然ボランティアベースでの体験を考えてます)
・初めて参加させていただきました。大変楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。やっぱりファシリテータ-のみなさんは、きく力も活す力もボケる力も強くてほんとうにおもしろかったです。家に帰ったら入会手続きをしますので今後ともよろしくお願いします。ファシ活のコーディネータの仕事は昔していた研修会社の営業の仕事を思い出しました。ボランティアで営業みたいな仕事をされていて本当にあたまがさがります。

【MF振り返り】
当初のプログラムよりシンプルにしワークの数を絞ったことで、ひとつひとつゆっくり時間がとれることになったのは参加者も感じていた通りだと思いました。ただ、本来のゴールに向かっていたかどうかに関して、問いやそのタイミングをもう少し練る必要はあったと感じました。
ベテランやFAJ重鎮、それと初めて参加の方など、両極端な場での雰囲気作りは力を抜いた感じが良かったようです。
ファシ活と仕事とこのワークの企画ととても忙しいなか協力していただいた、きみさん、ゆめたん、杉さん、(ひっき、かるべさん)には本当に感謝しております。(ISA)
・専門委員(ファシ活)の活動について、会員の皆さんの理解や興味につながったことが良かったと感じています。ファシ活を通して、「ファシリテーションを現場にとどける」ことについて、会員の皆で一緒に考えることができたのは、とても意味があったと思います。(きみ)
【CO振り返り】
・台風の影響で電車が止まるのではないか、定例会も中止になるかもしれないと心配していたが、参加者の方もほぼ全員定時に集まって頂き、無事に開催することができて良かったです。
・コーディネーターの役割について、初めてファシ活の内容に触れた方にも理解して頂けたのではないかと思います。
・ワークが進むにつれ、場があったまっているのを感じ、とても良い定例会だったと思います。

 

 

報告者 中野功
報告日 2013/11/4
その他特記事項
 
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