2013年度11月定例会 4.AIワークショップ:最高のワーク、最高のライフ 〜 ワークライフバランスを超えて東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2013年11月度定例会
テーマ テーマ4「AIワークショップ:最高のワーク、最高のライフ 〜 ワークライフバランスを超えて」
開催日 2013年11月23日(土)
会 場 大田区入新井大集会室
講師・
ファシリテーター
香取 一昭(FAJ会員) 1名
企画運営担当
 
岡本行正・榊原ひろ・(鈴木郁子)・花田孝之・米岡裕美・渡辺誠 (以上FAJ会員)
 
5名
参加者数(会員) 40名
一般・見学者数 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
「最高のワーク、最高のライフ 〜ワークライフ・バランスを超えて〜」というテーマのもと、ホールシステムアプローチの対話手法であるAIを学び、体験するワークです。
※ AI(アプリシエイティブ・インクワイアリ)とは:個人や組織が本来持っている「強み」や「価値」、そしてそれが最大限発揮できた「未来の姿」に焦点をあて、実現に向けたプロセスを創造する対話の手法です。
 
あなたのワークは充実していますか? ライフはどうですか?
「ワークライフ・バランス」と言いますが、そもそも「ワーク」と「ライフ」は別々のものなのでしょうか?
「ワーク」と「ライフ」はただバランスしていれば良いものなのでしょうか?
今回は、「ワークライフ・バランス」という考えを超えて、「最高のワーク、最高のライフ」を実現する自分らしい生き方について、AIの手法を用いながら探求しました。
 
【目的】
☆ AI(アプリシエイティブ・インクワイアリ)について体験的に理解する
☆ 「ワークライフ・バランス」についての考えを深める
【プログラム概要】
1 チェックイン
 1)後だしじゃんけん
 2)カードワーク:今の気分にぴったりのカードを選ぶ。自己紹介して、なぜそのカードを選んだのかを話す。
 
2 AIの解説
 
3 Discovery―うまくいったときを思い出そう
 1)AIインタビュー:2人1組で、インタビューシートにしたがって、相互にインタビューをする。(1人20分)
    ※前半…ワークもライフもともに充実していたときのことを思い出す、後半…理想的な未来を描く
 2)ストーリーの分析:インタビュー内容(前半)をグループで共有する。
     そのとき、インタビューで聞いたストーリーの成功の要因と考えられる
     キーワードをポストイットに描いて、模造紙の上に貼る。
 
4 Positive Core―活力の源をみつける
 成功の要因が何なのかを考え、重要なキーワードを5つ選ぶ。 ⇒全体で共有
  ※似ているキーワードは何か、重要なキーワードは何か、
   キーワード間の関係はどうか、全体としてどんなことが言えるか?
5 Dream―理想的な未来を思い描く
 1)ストーリーの共有:インタビュー内容(後半)をグループで共有する。
    印象に残っているキーワードをポストイットに描きだす。
    ストーリーに共通しているキーワードや重要だと考えられるキーワードに印をつける。
 2)10年後の状況を演じる:
    各グループで10年後の組織の状況を表す寸劇をつくり、10年後であるかのように演じる(5分間)
 
6 最初の一歩
  「最高のワーク、最高のライフ」を実現するために、明日から取り組む最初の一歩を考える
 
7 プログラムのふり返り
   ORIDにもとづいて、振り返り

【企画者振り返り】
・企画チームの皆さんと一緒に作り上げたワークショップだつたので充実感がありました。参加者の皆さんにはAIにおけるストーリーテリングのパワーを感じ取っていただけたのではないかと感じています。
・AIのワークをやると、グループの一体感、大げさに言うと絆が深まりますね。今回もそれを目撃、実感しました。
・ポジティブなストーリーを語ることで、笑顔が増え、場がどんどん熱くなっていくことに感動しました。また、インプロで10年後を表現することに戸惑いも多く見られたが、実際やってみると、10年後が体感できた、というような満足の声が多く、表現することの力を目の当たりにしました。
報告者 米岡裕美
報告日 2014年1月8日
その他特記事項
 
←前のレポート レポート一覧 次のレポート→