2013年度4月定例会 3.対立を見える化すると何かがわかる?何かが変わる?東京支部
| 事業内容 |
調査研究:東京支部 2013年4月度定例会 |
| テーマ |
対立を見える化すると何かがわかる?何かが変わる? |
| 開催日 |
2013年04月27日(土) |
| 会 場 |
船堀タワーホール 303会議室 |
講師・
ファシリテーター |
佐々木順一(FAJ会員) |
1名 |
| 企画運営担当 |
松尾貴寛、和田裕作、藤田国和(以上、FAJ会員)
|
3名 |
| 参加者数(会員) |
28名 |
| 一般・見学者数 |
3名 |
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など |
【概要】
- ファシリテーターが扱う対立を、TOC(制約条件の理論)の思考ツールであるクラウド(対立解消図)を使い、対立の背景を探る。
具体的には
- なぜ、その行動(Want)をとろうとするのか。という要望(Need)
- 行動と要望の間の仮定(Assumption)
を明らかにすることで、対立の背景を見える化する。
- 対立の背景が見えるとファシリテーターが対立を解消するための手助けになるのでは?という考えのもと、実際にクラウドを書いてみることで、ファシリテーターの対立解消にクラウドがどう使えるかを探求する。
【プログラム内容】
- クラウド(対立解消図)について簡単にレクチャー
- クラウド作成ワーク?:おとぎ話のコンフリクトを使って実際にクラウドをグループで書く→共有
- 対立さがし(2,3人で対立を考えてみる)
- 挙がってきた対立のうち、クラウドを書いてみたいものに投票→6つの対立を企画チームで決定
- クラウド作成ワーク?:上記の対立を4〜6名くらいのグループでクラウドを書いてみる。時間があるチームはインジェクション(解決策)まで書く→共有
- ふりかえり:
やってみてどうだったか
ファシリテーターが活用するにはどんなところが有効でどんなところが足りていないか
という問いでグループでふりかえり→共有
【参加者の声】
- アイスブレークがもう少し欲しかった。
- 対立に対して皆で知恵を出し合って整理する作業にいろいろと気づきがありました。
- 単純なフレームで奥深いはなしあいができた。
- 自分の職場で使えると思った。
- 実際に困っているテーマを用いることで、リアルな対立構造の検討を実感することができた。
- ツールとしてクラウドが使えることを実感できました。
- 楽しかったですが、疲れました。
【担当者振り返り】
対立の背景を見える化することがファシリテーターの武器になるのでは?と考えからこのテーマを実施しました。
実際に実施してみて、対立に向き合うためにクラウドを書くことそのものに意義があるのだということを感じました。
後半のワークでは参加者の身近な対立からクラウドをグループで書いてもらうワークをしました。
その中で、対立の内容が話題提供者のコアの対立に近づいていったグループがあったのが印象的でした。グループでクラウドを書くことの効果を実感しました。
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| 報告者 |
松尾 貴寛 |
| 報告日 |
2013年6月15日 |
| その他特記事項 |
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