2013年度6月定例会 2.はじめのい〜〜っぽ・第26回東京支部
事業内容 |
調査研究:東京支部 2013年6月度定例会 |
テーマ |
『はじめのい〜〜っぽ・第26回』 |
開催日 |
2013年06月22日(土) |
会 場 |
豊洲IHIビル 低層棟3F 中研修室007 |
講師・
ファシリテーター |
松本 賢(FAJ会員) |
1名 |
企画運営担当 |
安倍 能行 、大沢珠己、伊藤 浩、小川 千尋、永野 直樹、村岡 千種、山本 泰、近藤 高史、大川雷電、奥田浩、小瀬一幸、長橋 良智、秋山智宏(以上、FAJ会員)
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13名 |
参加者数(会員) |
12名 |
一般・見学者数 |
5名 |
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など |
【概要】
(対象)ファシリテーションを知識レベルで抑えているが実践の場が少ない方
(目的/狙い)参加者、企画スタッフがこれからもファシリテーションを学び、実践していく為の活性剤となる。
(ゴール/意図)?参加者に「ワクワク(楽しさ)8:モヤモヤ(疑問)2」を感じ、持ち帰ってもらう。
?企画スタッフに参加者以上に深い「気づき」を持ち帰ってもらう。
(グランドルール)失敗したっていいんだよ、聴こう、話そう、楽しもう。
【プログラム内容】
13:00-13:10 オ-プニング
13:10-13:30 アイスブレイク
?4象限自己紹介(出身県/今の気分(色で)/誕生月日/Fに興味を持った)
?傾聴ワーク
13:30-13:35 ワーク説明
13:35-16:00 ケース:『市民公開討論会の広報ポスター案作成 ―エネルギー問題に向き合う―』
ワーク1(議論:25分、振り返り:10分)
ワーク2(議論:25分、振り返り:10分)
休憩
ワーク3(議論:25分、振り返り:10分)
ワーク4(議論:25分、振り返り:10分)
16:00-16:10 成果物作成/発表者決め+休憩(適宜)
ワークの成果をポスターとしてまとめる。
16:10-16:40 発表(発表4分(成果物2分、プロセス2分)、質疑応答2分 全4チーム発表)
16:40-17:10 振り返り(個人、グループ、全体)
17:10-17:20 アンケート、告知、レイアウト復帰
※定例会の直後、スタッフ振り返り(17:20-17:50)を実施。参加者の見学自由。
【参加者の声】
(アンケート結果)全て三択(○、△、×)で選択。
Q1 アイスブレイクについて伺います。緊張がほぐれて、参加者と打ち解けるのに役立ちましたか?
84%の方が「○:役立った」と回答をされた。
「適度な自己開示が丁度良かった」「やりすぎでもなく丁度よい質問で適度になごめた」等。
傾聴ワークで一部「やっていることがよく分からない。」という意見あり。
Q2 ワークで使用した「市民公開討論会の広報ポスター案作成」は取り組みやすいケースでしたか?
32%の方が「○:よかった」と回答をされた。
「難しいテーマだった」「内容を自分の中に落としこむ前に始まってしまった」等の意見が多かった。
Q3 模擬会議中のフィードバックについて伺います。フィードバックを受けてどのように感じましたか?
95%の方が「○:よかった」と回答をされた。
「自分の気づいていないこと、その対策も教えてもらった」「第三者からの目線で、客観性があり、気づかない事が気づいた」等 の意見が多かった。
一部「もっとフィードバックを聞きたかった」という意見あり。
Q4 全体の進行について伺います。インストラクションは聞き取りやすく、わかりやすかったでしょうか?
58%の方が「○:よかった」と回答をされた。
「説明や指示が分かりにくい事があった」「いきなり感が強い」「聞き取れないところがあった」等。
Q5 最後の振り返りについて、何か気づき等はありましたか?
83%の方が「○:ある」と回答をされた。
「共有の大事さを教えてもらった」「時間が短かった」等。
Q6 ワークを振り返ってモヤモヤした感じはありますか?
44%の方が「○:ある」と回答をされた。
「もう少しうまく出来れば」「上達のためのポイント等が分からなかった」「発散した後の収束、まとめ方がよく分からない」等。
Q7 今回の定例会はあなたにとって、ファシリテーションはじめの一歩になったでしょうか?
84%の方が「○:そう思う」と回答をされた。
「実際やってみると気づきがある」「ひとつの練習の場として、勉強になった」等。
フリーコメント欄
「時間配分が短い」「資料を読み込む時間があったら・・・」「フィードバックの時間がもう少しあると・・・」等。
【担当者振り返り】
<企画準備>
FaceToFaceのミーティングを全3回実施した。
(1)MF企画目的・ゴールの発見 (2)企画内容の検討 (3)シナリオの検討、当日準備の確認
MF担当が2回目の一歩MFだったため、前回(2011年9月)の振り返りをする中で今回の目的・ゴールが決まった。
一歩企画の構成上、事前の企画ミーティングに全く出ていないFBerが当日参加する事があるが、今回はスタッフ振り返りがあったため、企画の経緯を共有することが重要だった。
そのために、事前のMLの投げかけ、当日のウォークスルーはMFとして大事なタスクである。
<目的・ゴール・シナリオ>
参加者にとって継続したファシリテーション実践のための活性剤になればという想いから「ワクワク(楽しさ)8:モヤモヤ(疑問)2」の持ち帰りをゴール設定とした。
良いモヤモヤ感を意図的に感じさせて持ち帰ってもらうには、何をしたら良いのだろう? シナリオへどのように組み込んだら良いのだろう?
そんな疑問を持ちながら、企画準備段階では「失敗体験→モヤモヤ」に焦点が当たり、ワークショップの難易度を上げる方向で議論が進んでいった。
結果的には、当初のゴール設定に期待される成果は出せなかったと思う。
シナリオでは、アンケート結果にもあるように時間配分に失敗した。あのボリュームだと少なくとも1時間前倒しでやるべきだった。(前倒しできないのであれば、中身を減らす、お尻をずらす等の調整が必要)
<ケース>
前回と同様のケースを使用したが参加者からは前回と同様に難しいという反応が多数。一歩の企画には向かないのでは、という印象を持った。
<MFとしての在り方>
初めに「一歩MF2回目です。」と言ったからか前回より厳しいアンケート結果だった。(一人前のFに一歩近づいたからかな)
スタッフからも終わってから指摘されたが、今回のケースは「難しい」を連呼したので、参加者にやり辛いケースの印象を余計に刷り込ませた。
自分も途中で気づいたが、逆に「難しい」とは言ってはいけなかったと思う。
他にも参加者の思考を集中させたり、スムーズに導入させたり、工夫できる箇所がたくさんあったと思う。
今後の自分のMF課題として、「分かりやすいインストラクション」が挙げられたので是非改善していきたい。
<総括(MF感想)>
難易度の高いゴール設定をしたため思うようなプログラム作りが出来ずに、MFとしても願っていない不快なファシリテーター経験を、
結果的に一部の参加者にさせてしまったようなので、この場を借りてお詫び申し上げます。
また、今回の企画に参加し根気強く一緒に考えて下さったスタッフの皆さんに感謝の意を表します。ありがとうございました。
泡の会で、次回のMF希望者の声を聞けたのは何より嬉しかったです。今後も皆さんと一緒に楽しみながら学んでいきたいです。
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報告者 |
小川千尋 |
報告日 |
2013年08月05日 |
その他特記事項 |
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