2014年度11月定例会 3『インプロ ゲームとファシリテーション 〜ファシリテーターの即興力を鍛えよう!』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2014年11月度定例会
テーマ テーマ3 「インプロゲームとファシリテーション 〜ファシリテーターの即興力を鍛えよう!〜」
開催日 2014年11月22日(土)
会 場 かつしかシンフォニーヒルズ別館 2階 メヌエット
講師・
ファシリテーター
安倍 能行(FAJ会員) 1名
企画運営担当 大沢 珠已、大川 喜教 : (FAJ会員)
江島 ゆき、蔵本 聡、二宮 貴彦 : (じゃぱんだ)
5名
参加者数(会員) 13名
一般・見学者数 2名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
 
概要
(What)
人生は筋書のないドラマです。
これから先、何が起こるかは誰もわかりません。

ファシリテーションの場も同様です。
事前準備を念入りに行ったとしても、想定外の出来事は発生します。

そんな時、どのように対処しますか?
その対処方法をファシリテーションの本を読んで体得できていますか? 
どうやって鍛えたらいいか具体的な方法を知っていますか?

そこで発想を変えてみましょう。
誰かと会っているその瞬間をファシリテーションの実践の場とするのです。

インプロは即興という意味です。
そう実は私たちは毎日、即興で過ごしているのです。

インプロには、役者の訓練に使用するためのゲームが数多く用意されております。 
インプロゲームには
・相手のメッセージを受け入れる
・相手にメッセージを送る
・焦点を定めて集中する
といったファシリテーションに役立つ要素が数多く含まれております。
最近では、ビジネスや学校教育の中でも、
コミュニケーション能力や変化対応能力などの向上に取り入れられています。

本テーマでは明日にでも使える数々のインプロゲームの体験を通じて、
ファシリテーターの即興力について学びます。

企画目的
(Why) イエス・アンド(相手の発言を受け入れ、発展させる)の考え方を理解し、実践してみることにより、ファシリテーションの場に応用するとともに、自己の即興力を見直し向上をめざすきっかけになるように企画しました!
目標
(Goal) 即興力向上に何が有効かを感じ取り、ファシリテーターとして今後に活かせるヒントを得ている
グランド
ルール
(Rule) 当日のお楽しみ
対象者
(Whom) ファシリテーション初心者から上級者まで、どなたでも •ファシリテーションに関する著書を読んだけど、どう実践していいのかピンときていない方
•本番に強くなりたい方
•インプロに興味のある方
•習うより慣れろの方
•頭より身体を動かすのが好きな方
•身体より頭を動かすのが好きな方

00:10 オープニング〔・Co挨拶(定例会の目的、写真撮影確認) ・プログラム概要 ・ グランドルール〕
00:10 参加者プロフィール〔・部屋の4隅(定例会参加経験、インプロ経験)  ・出身地順に一列 (無 言)〕
00:25 ウォーミングアップゲーム
00:10 インプロ解説〔・インプロとは ・本日のキーワード  (オファーとアクセプト、フォーカス、イエスアンド、LeaderとReader)〕
00:05 休憩
00:40 身体系ゲームでトレーニング
00:15 振り返りその1
00:10 休憩
01:00 言語系ゲームでトレーニング
00:10 休憩
00:45 振り返りその2 グループ討議
00:20 クロージング アンケート記入

安倍能行感想:
参加いただいた皆様、ありがとうございました。

参加していただき、インプロは決して特別な技術を必要とするものではなく、
皆さんの奥底に眠っているものを解放すればいいということにお気付きになったのではないでしょうか。

ファシリテーターの皆様のYES AND を取り入れた柔軟な発想により、
歓声が溢れた定例会となりました。
振り返りも活発に行われ、こちらも学ぶことが多くありました。

重ねてありがとうございました。

大沢 珠已感想:
・人と人のつながり、素直に対峙して感じて、尊重して強調すること。思った以上に上手くない自分に気づいた。
・こんなに笑ったのは久しぶり。100%受け入れられる心地よさからだと思います。
・瞬時に感じることを大事に、人を否定しないで先に進もう。
べし。ならではのやわらかな優しさにあふれた進行でした。

大川 喜教感想
ファシリテーションからではなく周辺概念のインプロからスタートしているプログラム。特にファシリテーションという関連性に関しては企画者側から提示するわけではなく参加者に考えさせるという姿勢は成功したと思う。
インプロという枠組みを通じて自己を開示できた参加者も多く、その意味でも有効であった。
助っ人で来てくださったインプロの先達スキルはやはり初心者とは異なり、経験が必要であると考える。
プログラム的には経験させて考えさせるというパターンで現状でも十分な完成度。

参加者感想
・イエスアンド、オファーとアクセプトをグランドルールや習慣として持っている組織・チームは発想をどんどん膨らませていける。
・ワークショップでのアイスブレークやラポールの重要性を改めて感じました。体を動かすワークは入れたほうがいいですね。
・観察力・気にしていないことに目を向けることで観察力が磨ける。
・参加者が女性が置かった。以前ダイエットのためのダイナミクスエアロビをやったが5分とついていけなかったが、本日は同じ状況(女性が多い)だったが最後までできた。
・固定概念を抜け出すのが難しい。相手の呼吸、動きに合わせるのはファシリテーションでも生かせるかな?
・仕事の中でアイスブレークとして使ってみたい。
・自分の感性を信じてファシリテーション(他日常生活の反応)をする。
・とても楽しく、前向きに参加できました。
・楽しかったです。初心者の私を温かく迎え入れてくださりありがとうございました。
・とてもよく練られているプログラムでした。
・難しかったです。いかに自分が頑固か思い知らされた。
・楽しかった。ありがとうございました。
・純粋に楽しかったです。
・身体に注目することで、改めてコミュニケーションは言葉だけでないことを感じました。
・インプロの有効性、インプロでコミュニケーション能力が向上するという再確認。
 

報告者 大川喜教
報告日 <報告日(2014年12月7日)>
その他特記事項 本テーマは申込においては、定員20名の満席となったが、当日参加は15名であった。
本テーマは締め切り前に定員に達しており、参加を諦めた方もいることを考えると、申込後のキャンセルが多かった事は残念である。
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