2014年度11月定例会 4『「なぜ人と組織は変われないのか?」免疫マップで探そう!あなたが変わるキッカケ』東京支部

       

      

事業内容 調査研究:東京支部 2014年11月度定例会
テーマ テーマ4「免疫マップで探そう!あなたが変わるキッカケ」
開催日 2014年11月22日(土)
会 場 かつしかシンフォニーヒルズ 2階 ローレル
講師・
ファシリテーター
田代 翼(FAJ会員) 1名
企画運営担当 朝野舜、川井隆史、後藤雅子、榊原浩、鈴木郁子、武内麻佐子、松長純、森田悟(以上FAJ会員) 8名
参加者数(会員) 20名
一般・見学者数 2名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【テーマ詳細】
自分を変えたいけど、行動を起こせないと感じているあなた...
人が変われない理由のひとつには、大人の「考え方、思考」が邪魔をしています。
情報をたくさん持つようになったり、知識が豊富になったりすることだけがひとを成長させるわけではありません。視野の広さや、内省する力を向上させたり、自分を取り巻く世界を深く理解することを難しくしているのは、もしかしたら自分自身の思い込みにあるかもしれません。

書籍「なぜ人と組織は変われないのか」にある免疫マップをつくって、自分を縛る固定観念に触れてみましょう!いったいなにがあなたの自己変革を妨げ、あなたの「考え方、思考」の成長を留まらせているのか?そのことに気づくことができるかもしれません。ワークの中で自己内省を繰り返して、「やっぱ変わろうかな?」という気持ち、そのキッカケを一緒に探しませんか。

※参考書籍を読んでいなくても楽しめるテーマです。
※書籍自体には組織変革の話も入っていますが、今回のワークではプログラムの都合上『自己の変革』のみに焦点をあてます。組織の変革の話はありません。


【当日スケジュール】
12:00〜  ・オリエンテーション 
・まず話をしてみる
13:00〜  ・免疫マップをつくる
15:30〜  ・振り返り
・アンケート
16:30〜  ・来月の案内など事務連絡


【参加者からの質問】
Q:自分自身を見つめ直す。このテーマを取り上げた意図?このテーマのファシリテーションへの活かし方は?
A:FAJの定例会は、ファシリテーションのスキルの勉強会でなく、ファシリテーターの話し場所にしていもいい。本を試すワークショップをしてもいいのではと考えた。本にこだわりはない。FAJの定例会自体が、固定化された人が定例会をしている。会員がやりたいことを定例会でしてもいいがどうすればいいのか分からない。私から東京支部MLで定例会の企画メンバーをオープンに募った。本をテーマにした定例会は誰でもできると思った。自己認識も大事。ファシリテーターのあり方に近く、目指しても良い。本とか誰でもできる定例会にしてもいい。一緒に定例会を企画していきたい。


【MF振り返り】
自己の内面をかなり掘り返していく過程を体験するため、参加者にはかなり苦しい思いをする方も知るのでは?と事前に予想していました。しかし、FAJの会員が基本的に自己認識に対する意識が高いのか、積極的に自分の内面の裏の目標などを自己開示のできる方もおり、そのように促すことでより深い気づきが得られるのではないかとの意見もいただきました。また、自己を認識してから次の動きをどうするか?組織に生かすことが出来ないか?など、ワークとしての宿題もいただきました。

また、本企画は「本の内容をもとにワークショップをつくること」が会員が企画を立ち上げやすくするのではないかとの仮定で立ち上げた企画でした。その目的については今後の企画の状況を見ることになると思いますが、趣旨については賛同の意見も多く、まずは一つの結果が出たと考えます。

とにかくも、今回の参加者と企画メンバーに感謝です。


【スタッフ振り返り】
・話題提供者としての経験値が乏しい私としては、本がプログラムコンテンツの充実度を保証してくれる、
本をそのままやってみるというこの企画はとても良いと思った。
・「本の内容をそのままやってみよう」というテーマで、やってみた企画でした。コンテンツの内容は、企画
チームで練りに練って、今の時点で考えられるベストなものが提供できたと思います。
・さらに発展させて再演?それとも進化系バージョン!?ができると面白いのでは!と思っています。
・コンテンツとしては、自分を内省する機会を持つことができるのは有意義だったと思う。
・普段、本を読んで「いいな」と思っても実践することなく棚晒しになる知識が多いなか、「本」の内容を取り
上げたテーマがFAJの定例会で催されることは、会員にとって前向きな機会を提供できる良い取り組みだ
と思いました。
・ファシリテーターとしては自分に向き合うことは今後に活かされるテーマだったと思う。
・かなり内面を追求するものなので議論が重く、低調になることを危惧していたが参加者の向上心の高さ
か、非常にオープンに自分を開示する方が多かったせいか活発な議論ができて良かった。
・実は人数の割に会場が狭かったがそれがかえって一体感をよんだ気がする。ファシ活動における会場
選定の大切さを再確認した。
・定例会を一部の人達だけで回すのではなく、皆で回していけたら良いなぁと思っていたので今回のよう
に、企画単位で企画メンバーを募集するのはとても良いと思った。
・初めての企画参加だったがある程度もとネタ・フレームワークがあると企画初心者でも入りやすい。今後
も企画に参加できるとありがたい
・MFからの呼びかけで集まったメンバーが、だんだんとお互いの個性を分かり合い&生かしあい、チーム
になっていくプロセスを実体験できた企画チームでした。企画チームを体験するということ自体が「ファシリ
テーションの実践」になるので、今後もいろんな人に企画をやってもらえるといいと思います。


【CO振り返り】  
MF田代さんの落ち着いた進行により、参加者が安心してプログラムへ参加できたと思います。
当該の定例会は、自己概念の理解を促す内容と思いました。それを理解することにより、行動を変えていくヒントを見つけることができたと思います。ある意味、自己ファシリテーションでした。 
 
報告者 朝野 舜
報告日 報告日(2014年11月30日)
その他特記事項
 
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