2014年度2月支部イベント いいもの探そう ファシリテーション・マルシェ あなたのまわりにある対立を調和へ、そして・・・東京支部
事業内容 |
交流親睦:2015年2月 東京支部イベント |
コンセプト |
いいもの探そう ファシリテーション・マルシェ
あなたのまわりにある対立を調和へ、そして・・・
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開催日 |
2015年2月28日(土) |
会 場 |
国際ファッションセンター |
参加者数(会員) |
163名 |
一般・見学者数 |
99名 |
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など |
【ワーク報告】
テーマ |
?それって本当に対立ですか?
〜ファシリテーターの落とし穴〜
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MF |
鈴木まり子 |
企画 |
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CO |
尾上昌毅 |
参加者数 |
30名 |
概要 |
ファシリテーションは「促進する」という役割を持つが、場合によっては「対立」を促進することもある。ファシリテーターが気がつかないうちに対立を促してしまっている場面を考えてもらい、何がそうさせているのかを6名程度のグループになって考えてもらった。出てきた要因を、ファシリテーターの使うスキルに関係するもの、マインドやあり方に関係するものに分けて見える化を行ない、全員で共有をはかった。 |
テーマ |
?苦情相談対応の現場
〜寄り添うことで何かが生まれる〜 |
MF |
田代翼 |
企画 |
高谷朱美、白石裕子、内藤修 |
CO |
大沢珠已 |
参加者数 |
40名 |
概要 |
ファシリテーターとして参加者に寄り添う気持ちをもって、苦情相談対応の現場に臨むとどのようなことに気づくのかを体験するワーク。ロールプレイを中心として実施した。
相手の中にある答えを引き出すことや、本当に望んでいることを理解することが大切なのでは?との意見をいただいた。 |
テーマ |
?前提を明らかにする問いかけで対立を調和へ |
MF |
早川鋭 |
企画 |
今井祐子、中澤義光、白石裕子、加藤朝史、室田真希 |
CO |
山田健二 |
参加者数 |
36名 |
概要 |
「お互いの前提を明らかにすることの大切さに気づく」ことや「問いかけが対立解消の糸口になりそうだと思える」ことをゴールとしたワークショップを実施。プログラムの内容は、対立の事例をもとに、グループ内で対立の当事者役2名、問いかけ役(ファシリテーター役)3名、観察者(問いかけ内容のメモ係り)1名に分かれ、ロールプレイにより前提を明らかにする問いかけを実際に用いてみるもの。 |
テーマ |
?ポジティブな問題解決法&振り返り法
(成功から学びを深める) |
MF |
日山敦生 |
企画 |
白石裕子、中澤義光、外川真美 |
CO |
今井祐子 |
参加者数 |
30名 |
概要 |
参加者が抱えている対立を、解決志向アプローチの例外探しを使って、うまく対立解消ができた時を探して、対立をから調和へのワークを行った。さらに、リフレクション学の氷山モデルを用いて、うまく対立解消ができた時の自分と相手の感情・望みの振り返りを行い、学びを深めるワークを行った。 |
テーマ |
?やってみよう家族会議
〜対立から調和への道 |
MF |
加寿明 |
企画 |
清塚祐光、井上雅光 |
CO |
森山泰秀 |
参加者数 |
34名 |
概要 |
家族間の対立を関係性(親子、兄弟・姉妹、夫婦など)ごとにグループ分けして、MFの事例と絵本の流れを元に個人でワークシートを記入し、グループで「対立から調和への道」を探す話し合いをした。最後にMFの事例の経緯と気づき、アドラー心理学から学んだ「家族会議9箇条」を紹介し、各自が胸の内でふり返りをして終わった。 |
テーマ |
?会議室からの脱出!
〜主体的な活動からチームファシリテーションを促進せよ!〜 |
MF |
中山隆文 |
企画 |
辻真弘、増平貴之、柴田千晶、九木野勉 |
CO |
中澤義光 |
参加者数 |
36名 |
概要 |
参加者に脱出ゲームを体験してもらいながら、チームファシリテーションとゲーミフィケーションを体感し、GFモデルが使えることを感じてもらる。
参加者の会員・一般の割合は半々だった。参加者アンケート結果では、
「楽しんで学べた」「大人を本気にさせるワーク」「実際の会社で同じ事が起こっていることを実感しました」
「GFモデルの発展を期待します」「問題が難しかった」「振り返りの時間がもう少し欲しかった」等、
ワークでの気づき・改善点とともに、複数の「次回も参加したい」「仕事で使いたい」との声を頂き、GFモデルワークへの期待が感じられた。 |
テーマ |
?サモアン・サークルによる〜対立から創造の場へ
−対話の可能性を見よう! 〜 |
MF |
河野恵 |
企画 |
奥田浩、大沢珠己、中野功 |
CO |
海野裕司 |
参加者数 |
26名 |
概要 |
海外でもあまり分権や資料の少ないサモアン・サークルという対話の手法を体験し、対立を解決する場の創造と、対話のちからの可能性を探るワークを実施。 体験した手法をどの様な場や現場で有効か、ということを探求した。 |
テーマ |
?対立をリフレーミングで自己解決しよう! |
MF |
増平貴之 |
企画 |
中山隆文、鈴木克典 |
CO |
辻真弘 |
参加者数 |
40名 |
概要 |
グループメンバーの色々な見方がわかるアイスブレイク。準備のワークで視点を出すワークをして、リフレーミングではポジネガ変換を実施。実施後共有でいろいろな変換を体感する。また、2回実施するので、その間には回遊をしてさらに視点を増やす、自分以外のメンバーのフレームに触れ、探究をした。 |
テーマ |
?女性の課題
〜ワークライフコンフリクト(対立)からワークライフバランスへ〜 |
MF |
後閑徹 |
企画 |
島村未来、石田諭史、今井祐子 |
CO |
中澤義光, 蟻川純子 |
参加者数 |
13名 |
概要 |
ワークライフコンフリクト状態からその原因を抽出し、自分が解決できる内容か否かを認識するためのフレームワーク。 |
テーマ |
?ねんどdeファシリテーション |
MF |
室田真希 |
企画 |
加藤朝史、早川鋭、鈴木麗子(一般)、朴井明子(一般)、矢吹真治、中澤義光 |
CO |
山田健二 |
参加者数 |
25名 |
概要 |
ねんどというツールで対話等が促進されるのを体感することを目的としたワークショップを実施。プログラムの内容は、参加者が「自分と誰かの対立」をねんどで作成し(個人ワーク)、そのねんど作品により対話を行う(グループワーク)というもの。参加者より楽しく取り組めたとの声をいただくことができ、「『対立』とやわらかく、柔軟に向き合う」という企画チームの想いがある程度伝わったワークになったものと思われる。 |
テーマ |
?ポジティブな問題解決法&振り返り法
(成功から学びを深める) |
MF |
日山敦生 |
企画 |
中澤義光、今井祐子、白石裕子 |
CO |
外川真美 |
参加者数 |
29名 |
概要 |
参加者が抱えている対立を、解決志向アプローチの例外探しを使って、うまく対立解消ができた時を探して、対立をから調和へのワークを行った。さらに、リフレクション学の氷山モデルを用いて、うまく対立解消ができた時の自分と相手の感情・望みの振り返りを行い、学びを深めるワークを行った。 |
テーマ |
?TOC×ファシリテーションで「対立」をちゃんと考えてみよう! |
MF |
MF:藤田国和/Co-F:吉田裕美子・大久保綾乃・松尾貴寛・飯島邦子 |
企画 |
TOC×ファシリテーションプロジェクト(上記メンバー+吉池 裕・星野利夫) |
CO |
斉藤俊哉、亀井誠史(当日) |
参加者数 |
60名 |
概要 |
対立の背景にある思い込みや、双方の前提の違いに気づくことで、結果として対立が解消することがある。また、言葉を大切にしながら、問題の背景を話すプロセスそのものが対立を調和へ導くための重要なポイントである。今回は、対立を見える化しながら話し合う時の一つの道具として「TOC思考プロセス」を紹介し、そのツールとしての効果を体験して頂き、参加者の皆さんに、TOCクラウドによる対立の見える化とはどんなものかを感じていただたくワークを行った。 |
テーマ |
?被災地・復興の場面で見られる”こんな対立、あんな混乱”
−促進的市民としてどう向き合うか?− |
MF |
遠藤智栄 |
企画 |
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CO |
尾上昌毅 |
参加者数 |
25名 |
概要 |
震災が身の回りで起こったとき、どんな混乱があるかを参加者に想像してもらい、MFの仙台での経験を共有しながら、起こりうる対立を出しあった。さらにボランティアセンターに押しかけた300人のボランティアを、混乱や対立を最小限にしながらどうマッチングさせるかについて、グループで意見を出し合い、実際に被災地でどのような方法が採用されたかがMFから話題提供された。被災地や復興の場面で見られる対立や混乱にどう向き合うかは、日頃から考えておかなくては現実的に対応できないことが改めて認識された。 |
テーマ |
?ファシリテーショングラフィックで対立を見える化しよう |
MF |
奥田浩 |
企画 |
木村和郎、近藤高史、新矢理恵、保谷朋子 |
CO |
河野恵 |
参加者数 |
30名 |
概要 |
参加者にファシリテーショングラフィック(FG)を体験して頂き、ワーク後には「FGは対立の話し合いで活用できるかも」、「FGをもっと知りたい。練習してみたい。」という状態になって頂くことを目指したワーク。FGの説明、描く練習(個人ワーク、ミニ会議のFG)と振り返り、NextActionの宣言という内容で実施した。 |
テーマ |
?仲直りシナリオ作り
〜Saturday Night Fever ^^ |
MF |
今井祐子 |
企画 |
斉藤俊哉、中澤義光、後閑徹、朴井明子(一般) |
CO |
相嶋亜紀子 |
参加者数 |
20名 |
概要 |
ハッピーエンドシナリオ作成を通じて、「何となく苦手な人」に対する心の動きと主体的な働きかけの2点について考えてもらった。さらにグループ全員でシナリオを実演してみることで、心の動きを体感してもらうことを目指した。参加者が「何となく苦手な人」との関係改善へ一歩踏み出してみようという気持ちになるという事をゴールに掲げてワークを実施し、振り返りでの発言からある程度の手応えを得ることができた。 |
テーマ |
?あなたはファシリテーターとして対立を楽しめますか?
〜ファシリテーションにおける対立を探る〜 |
MF |
中野功 |
企画 |
趙淑伊 |
CO |
石田諭史 |
参加者数 |
20名 |
概要 |
ファシリテーターはプロセスを見る。そのプロセスは外面的プロセスと内面的プロセスがある。参加者が合意形成ワークを実施した後、その両面のプロセスを見える化し、振り返りを行うという手法をとった。このワークは合意に至ることが目的ではなく、そこまでのプロセスで対立(自身の葛藤も含め)のような事象があったか、またはその心情の変化があったかを付箋に書き出しながら、丁寧にトレースすることで、お互いの言動や気持ちの変化を理解することを狙いとしている。また、それがファシリテーターならどう捉え、どのような関わり方でいけばよいのかを参加者に考えてもらうきっかけとなることをゴールとした。
結果として、合意できなかったグループが一番学びが大きかったという結果となり、とくに問題なくスムーズに合意できたグループは、企画側の意図がうまく伝わらなかった。MFとしては、それぞれのグループのカラーがあるため、それをよく観察し、介入と適切な問いを投げることが必要だと感じた。 |
テーマ |
?ファシリテーション実践者による知恵の昇華
〜対立と調和をテーマにして〜 |
MF |
田頭篤、小藤輝正 |
企画 |
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CO |
鈴木郁子 |
参加者数 |
20名 |
概要 |
対象者を、日ごろからファシリテーションを実践している人とし、ファシリテーション初心者への配慮(丁寧なアイスブレイクなと)を抜きにした構成とした。企画側で準備した2ケース(「話し合いの場」と「社会問題」)への対応策を参加者の経験に基づいた知恵を出し合って話し合ってもらった。 |
テーマ |
?自治体における課題解決の方法を探る
〜「お客様をパートナーに」編〜 |
MF |
後閑徹 |
企画 |
吉永広樹(一般)、石田諭史、今井祐子 |
CO |
中澤義光、島村未来(一般) |
参加者数 |
36名 |
概要 |
駅前放置自転車の問題を前提に、ステークホルダーを如何に課題解決の当事者化・主体化するかを考えるワーク。 |
テーマ |
?「欲求の4タイプ」で対立の根っこを見てみよう
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MF |
本橋邦弘 |
企画 |
中島美暁、武田浩安(一般) |
CO |
猪狩久子 |
参加者数 |
30名 |
概要 |
「欲求の4タイプ」とは、人間を欲求の偏りにより、4つに分類する手法。性格診断ではない。
ワークでは参加者をタイプ分け、さらにグループ分けし、自身とは違うタイプまたは観察者、ファシリテーターを役として演じてもらうロープレを行った。他人の4タイプを推察することで、自分の思考の癖を知り、他人との付き合い方、自分にとって最適な対処法を探ることが目的。
ワーク参加者の8割が一般だった。ワーク終了後、フセンにて簡易アンケートを実施。
「時間が短い」「他人のタイプを演じるのはストレス」「ファシリテーター役が難しい」「対立のファシリテーションデモ(上手くいく版)を観察してみたい」等、難易度の高さをご指摘、また改善希望案を頂戴した一方、「タイプを知ることで感情を抑えられる」「好き嫌いで片付けるのではなく、タイプが違うことに対して過度に反応しない」「ファシリテーターの重要さがわかった」等、狙いに沿った感想、気付きも多く寄せられた。
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テーマ |
?対立と調和に関して対話してみよう
〜ワールドカフェ方式で〜
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MF |
大川喜教 |
企画 |
末広秀樹(一般)、大沢珠己、九木野勉 |
CO |
海野裕司 |
参加者数 |
23名 |
概要 |
「対立にはどのような種類があるのか、色々な対立を考えてみよう」
「調和とはどのような状態なのか、どんな風になりたい?」
「対立を解消する、調和するにはどうすればいい?自分の場合は?」
の三つの問いでWCafeを回した。3回目は元の班に戻った。 |
テーマ |
㉑対立解消は意外と簡単!?
〜プロコン分析で対立意見を比較してみよう〜
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MF |
辻真弘 |
企画 |
藤江幸男 |
CO |
増平貴之 |
参加者数 |
32名 |
概要 |
プロコン分析を使い対立意見を見える化(構造化)するワーク。
企画側で指定したお題「自転車通勤許可の是非」と、参加者の意見対立経験、二つのお題を使ってプロコン分析を体験してもらった。 |
テーマ |
㉒対話の部屋
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MF |
大川喜教 |
企画 |
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CO |
名取恵一 |
参加者数 |
17名 |
概要 |
二班に分かれて対立などについてグラフィックをしながら自由に対話。最後にお互いに見せ合いながら話の内容について深堀を行った。 |
【主な活動成果】
・「対立を調和へそして...」をコンセプトにした22のワークを用意。
・ワークの企画チームには会員だけでなく、非会員も参画。
・300名を超える申込に対して参加費とキャンセル返金対応を事前口座振込方式にて対応。
・当日参加者は当初予想(250名)を上回る262名が参加。
・262名の参加者をマルシェ方式(22のワークを当日受付で3つ選択してもらい、先着順で締め切る)で受付。40分の受付時間内で滞りなく完了。
・予定開始時刻にて開幕、予定終了時刻にて終幕。
・期初予算と比較し、収支とも予算内に収まった。
【アンケート総括】
・参加者のうち、一般の7割、会員の8割よりアンケートを提出いただき、5段階評価で一般参加者平均4.35、会員参加者平均4.14の評価をいただいた。
・「対立」テーマとしたことについては好意的な意見が否定的な意見を大幅に上回った。
・豊富なワークから複数選択できることに好意的な意見を多数いただいた。一方で当日先着順方式では賛否両意見をいただいた。
・1ワーク90分は短いという否定的意見を多数いただいた。またワークの質にバラツキがあるとの意見もいただいた。
・受付など運営回りで多くの参加者から高い評価を頂いた。一方で大部屋での複数ワーク開催ではMFの声が聞こえずらいといった意見もいただいた。
・会場、参加者の雰囲気等について好意的な意見が多く、否定的な意見は皆無だった。
・参加費事前振込方式に対するご意見は皆無だった。
・従来より引き継いでいる弁当一律配膳について好意的な意見をいただいた。
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報告者 |
斉藤俊哉 |
報告日 |
2015年4月28日 |
その他特記事項 |
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