2014年度8月定例会 3『ファシリテーション入門「たんぽぽワークショップ」』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2014年8月度定例会
テーマ

テーマ3「ファシリテーション入門「たんぽぽワークショップ」」

開催日  2014年8月23日(土)
会 場  芝浦工業大学 304教室
講師・
ファシリテーター
加藤 博敏、戸北百々代(以上、FAJ会員) 2名
企画運営担当
 
尾上昌毅、永野直樹、木村和郎、亀井誠史、平野千穂、(増平貴之)(以上、FAJ会員)
 
5名
参加者数(会員) 8名
一般・見学者数 5名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

「ファシリテーションってどんなもの??」という初心者対象に、体験と解説を通して、 よさそう、これなら使えそうという「話し合いを進めるためのヒント」を見つけるワークショップ。話し合いのワーク、体験したことをしっかり振り返るワークを中心に、ミニ解説を織りまぜながら進める。初心者向け。
(目標)参加者が ・ファシリテーションって良さそう、おもしろそう、もっと知りたくなる!・自分の現場に使えるヒントを得て、○○は使えそう、使ってみよう!という気持ちになっている

【プログラム】
・はじめに
・ペンの持ち方
・ペアインタビュー
・他己紹介
・ちょこっと解説
・たんぽぽの種シート記入・共有
・話し合い(1)
「ふだんの話し合いの場でどんなことが起きていますか?」「話合いの場面でのあるあるをたくさん出してみましょう」
・話し合い(2)
(一つに絞ったテーマついて)「どうしてそんなことが起こっているのでしょうか?背景や理由を考えてみましょう」
・話し合い(3)
(今出した背景や理由をもとに)「どうしたら、解決するのかたくさん解決案をだしてみましょう」。もし良いことであれば、「もっとよくするには、あるいはいいことを増やすにはどうしたらよいかを考えましょう」
・たんぽぽの種シート記入
・意図開き WSで使用したファシリテーションのスキルを知ってもらう
・後半ワークインスト
・話し合い(1) 3人で対話
「今日やったことを使ってみようと思う話し合いは何ですか?」
・話し合い(2) 話し合い(1)と同じ3人で対話
「今日やったことで、持ち帰って実際に使ってみようと思うことは?」
・どんな話し合いをしたかみんなで共有
・不安や疑問点を共有・解決
・話し合い(3) ペアインタビューの人と対話
「今日一日を通してどうでしたか?」
・チェックアウト
・アンケート

【参加者の声】
・自分の会議などで活かせそうなことがあったという声が多かった。MFの作成した紙ポとセットの進行を示すマグネット矢印を早速作って活用したいという声もあった。ワークショップ自体は、楽しく、心地よい会だと感じた、都度振り返りを入れるのは良いと思った。普段ファシリテーターの役割ではなくても、グダグダの会議へのヒントが貰えた。 など・・・・

【MF振り返り】
(前半MF:)
アンケートで「(Fを)使ってみたい。」「楽しかった!」「ありがとう」をいっぱい戴いた。具体的な「使ってみたい」も沢山記入戴いた。MFとしてのとても嬉しかったです。迷った挙げ句、前日に紙ポの束からカンニングペーパーを大幅に抜いた結果、自分の目線を参加者に集中できたことが良かったのだと思います。 段取りや場づくりでの反省点もありました。チームの仲間や参加者からも沢山学ぶことができました。更に、Fとしての立ち居振る舞い伸ばしていきたいです。

(後半MF:)
前半で場が温まっていたこともあり、参加者の発言も多く聞かれたので、緊張はしていたがやりやすかった。問いに関しては、再検討する必要があると感じた。参加人数を知ってから、ギリギリでチェックアウトを入れることにしたが、入れて良かった。

【担当者振り返り】
会場設営を、6島から4島に変更したが、使用できる空間が限られていたため、想像より狭かったことから、4島で良かったと感じた。参加者は、お試しの方や定例会参加1〜2回という方がほとんどであったが、意見など積極的に発言されていたため、ワークや質疑応答が盛り上がっていた。最後のチェックアウトでは、「こういうことをやってみようと思う」という決意表明のような発言も聞かれ、たんぽぽワークショップの目標が達成されていたと考える。                     

報告者 戸北百々代
報告日 2014年8月28日
その他特記事項
 
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