2014年度8月定例会 4『ファシリテーター解体新書(巻の三)』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2014年8月度定例会
テーマ

テーマ4「ファシリテーター解体新書(巻の三)」

開催日  2014年8月23日(土)
会 場  芝浦工業大学 306教室
講師・
ファシリテーター
並河隆行(FAJ会員) 1名
企画運営担当 (浅羽雄介)、小野澤興平、柏木恵理、河村庸子、(小藤輝正)、(杉村郁雄)
鈴木郁子、田頭篤、楯岡かおる、野口砂絵子、花田孝之、増平貴之(以上FAJ会員)
9名
参加者数(会員) 18名
一般・見学者数 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
「ファシリテーションは本で読んだことある」
「ファシリテーションの研修に参加して学んだ」
「・・・でも実際には、どうやって使っているのだろう?」
そんなことを思っているあなたにおススメです。
本ワークでは、ファシリテーター経験者が実際にファシリテートする模擬会議を体験していただきます。
その後、ファシリテーター経験者の振る舞いの意図や考えを「解体」することで、自分がファシリテーターをやるときのヒントを得られます。
 
【プログラム】
1.概要説明 20分
2.自己紹介 30分
3.見る・体感する(模擬会議) 40分
〜休憩〜 10分
4.解体準備(事実の共有) 40分
5.解体ショー(意図開き) 60分
〜休憩〜 15分
6.ヒントを探す 20分
7.ワールドカフェ 20分
8.事務連絡 15分
 

【参加者の声】
参加者の方々からはいろいろな感想を頂きました。
♯ ファシリテーターのいる話し合いを経験し、その振る舞いを直接目にするのが、このテーマの主要な目的です。
♯ それについて以下のような感想を頂いています。
♯ ・ファシリテーターの事前の資料作成や、問いの準備は凄い
♯ ・ファシリテーターの事前資料で意見を出しやすくなった
♯ ・発散のレベルにより、収束の仕方が違う
♯ また、その後、ファシリテーターと模擬会議参加者との間で実施する振り返りを通じ、次のような感想をもらっています。
♯ ・場づくりは、発散にとても重要
♯ ・場づくりは安心とリラックスを産み、良い意見を引き出す
♯ ・MFの心の状態は参加者に伝搬する
♯ 付随して、模擬会議を観察した方からもコメントを頂いています。
♯ ・観察者役は、事実と解釈に分けて拾うレクチャーを頂けるとスムーズに行える

【MF振り返り】
・全体の流れ&インストはMF、ワークの中身は各テーブルのファシリテーターという区分けをはっきりした結果、メリハリのあるワークになったと思う。
・初心者参加者の方が食い入るようにファシリテーターから何か得ようとしている姿勢がとても嬉しかった。
・各テーブルのファシリテーターで進め方や巻き込み方が違っていたが、それぞれに特徴があり、どのテーブルでも良いヒントが得られたと思う。次回は「ファシリテーションのやり方は1つではない」という観点も盛り込めたらと思う。
・参加者だけでなくファシリテーターの方々の満足度が高かったのも良かった。
・「ヒントを探す」以降のプログラムはまだまだ改良の余地があると感じた。特に参加者がワークで見つけたことを自分の言葉で腹に落とし込む作業と、それを皆の前で話す(共有する)作業を深くできたらと思う。

【担当者振り返り(企画チーム)】
担当2回目でしたが、前回も今回も参加した方の食いつきがすごくて、皆さんキラキラした目で参加していらしたのが印象的です。
それぞれの方に、それぞれの持ち帰りがあるところ、企画者として参加しながら、自分も参加者になりたい!と思うなど、とても良いプログラムだと再認識しました                                                                                   

報告者 東 憲治
報告日 2014年9月1日
その他特記事項
 
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