2015年度4月定例会 2.『あなたとわたしがつくるFAJの未来〜ビジョン2020〜』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2015年4月度定例会
テーマ テーマ2『あなたとわたしがつくるFAJの未来〜ビジョン2020〜』
開催日 2015年4月25日(土)
会 場 北とぴあ 第2研修室A
講師・
ファシリテーター
田代翼(FAJ会員) 1名
企画運営担当
尾上昌毅、野口砂絵子、永野直樹、増平貴之、(河野恵)(以上FAJ会員)
4名
参加者数(会員) 18名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
ご存知ですか?FAJには今ビジョンがありません。

FAJのビジョンは誰がつくるの?と思っているあなた。
ビジョンがない組織なんてありえな〜いと思っているあなた。

“来たれ!”

この定例会では参加者全員でFAJの未来を語り合い、「東京支部に関わる人が考えるFAJのビジョン」をつくります。

今回つくったビジョンは東京支部運営委員会において、以下のやり方で、東京支部ビジョンとすることに承認を得ています。
?ビジョン作り定例会を実施
?定例会で提案されたビジョンは運営委員会で一旦受け止める。
?その上で運営委員会は、受け入れられる部分と、受け入れられない部分を議論し、受け入れられない部分はその理由をフィードバックする。
?そのフィードバックをさらに定例会等で討議して磨き込んでいく
?これらを何度か回すことで最終的に東京支部のビジョンにする。
今回の定例会は?です。

【プログラム】
□前半:
・ビジョンっていうのものは何だろう?
・FAJで自分が活動するにあたって大切にしたいことは?
・FAJは今何を達成できているか?
・FAJの活動によってつくられる未来のイメージは?
で対話をします。 
□後半:
・各自のビジョンを基に、1人から2人or3人→5人→10人→…
最終的には全員で話し合い、合意できるビジョンをつくりました。

【参加者の声】
・ビジョンは正直自分に無かったので、収斂されていく過程に立ち会えて良かったです。
・ビジョンがとにもかくにも固まったというのが前代未聞かも。今日のプロセスは行きつ戻りつした、オリンピックという存在が、アポロ計画的な存在になった。
・ビジョンを決めるという大本のテーマがあるのに、この進め方で良かったのか、まだわからないけれど。
・正直、予想外の結果。2020オリンピックという存在があって収斂というのはわかる。ビジョンはまた変わるので、それも含めて今日は良かった。
・具体的なイメージができて、そのために何をしなければいけないかがイメージできるということで良いものができたと思いました。
プロセスとしては2→4→と増やしていくプロセスは、2対2とした
今回たまたまオリンピックというコンテンツがあったから、合意できたけれど、このプロセスでオリンピックがなかったらどうなったかな?というのが感想。
・個人的な関心として、FAJが組織としてアプローチすることが何ができるかなだった。
FAJとして具体的に組織として何かをしていこうという形に少しなったので、楽しかったです。
ファシリテータが活躍するというイメージが無かったのだけれど、それがすごくすとんと落ちました。
今回のプロセスのお陰かもしれないので、ゼロからそれを聞いた人がすとんと落ちるのかは疑問。

・今日初回なので、来て良いのかと思った。楽しかったんだけど、最後やっぱりしゃべれないなと感じて難しかったです。
・最初プロセスを聞いた時、こんなの上手く行きっこないと言ったんだけど、
オリンピックというビジュアルなイメージが出てきたところが大きいと思っている。
・思わぬ方向になって面白かったです。個人個人それぞれ違う思いを持っていて、それが出せたのが良かった。
・完全勝利で今日は良かった(笑)。イメージの強いものは人を惹きつけるなと思った。
トーナメント方式は最初から無理だと思っていた。
勝ち抜き戦にすればよい。イメージの強いものが勝つので、それに後から皆で付け加えていく。
・初めてビジョンが決まる場に居合わせた。
細やかな部分で皆が気にしていたことが取り入れられているので、上手く整理できた。
・プロセスでいうと、午前中が午後にどう繋がっているかな?
改めて対話できたのは、別の意味で豊かな時間になりました。
・ビジョンを作るプロセスに興味があって参加しました。できてすごいなと思っています。
午前中から始まると、もやもやもやのまま午後に突入した感がある。
午後の自分の頭にどう影響している
「ビジョン」というのはなんだったんだろう?というのが今残っています。

・「ビジョンって何か」午前中からまだもやもやしています。
「わくわくドキドキしないと駄目だよね」というのが印象的。
正しいことを整理しただけではビジョンはできない。
・今日は参加するのをやめようと思っていた。興味を引くテーマが沢山あった。
良い場なのでビジョン作りたいと思って参加を決めたけれど、
応募状況を見ると、最後まで埋まらなかったのでとても寂しい気持になった。けど来て良かった。
オリンピックという言葉は強いけれど、素晴らしい人たちが参加していて、このビジョンを作る場に居合わせたことが良かったです。
・運営でビジョンづくりの取り組みをしているのを知っていて、参加したかった。
プロセスに興味があった。具体例が無いとほんとに駄目なんだ。
明日から参加したい。オリンピック盛り上げたいという気持でワクワクしています。来て良かった。
・企画チームに参加して2年やってきた。
定例会でやったら何かできるんじゃないの?と今日を迎えたので、感無量です。
トーナメント式合意形成で本当に決まるのか?と不安ではあったけれど、決まったので、このやり方も検証してみたい。

・ビジョンだけをミッションを含めて提示できるステートメントになることが重要。
オリンピックが無くなると、いつもFAJで語られているビジョンになる。
やり方をもう少し研究してみたいです。
・運営に参加してないでビジョンを作るのはやはり難しかったけれど、参加していて面白かった。
ビジョンを作る時には具体性を持ったものを作りたかったので、そうなって良かった。
・1年かけて作るということなので、ここに参加している人がどうなっていくのか
学びの場の提供は今までやっていたけれど、活躍する場を増やすという点にシフトしたのが良かった。
オリンピックはシンボリックなんだけれど、それを色々入れ替えることができるなと思った。
・コンテンツの力、エッジが効いたコンテンツがあると面白い。もう一つ強いイメージが出ていれば更に面白かった。
プロセスについては
-ビジョンを考えるプロセスの中で、FAJを理解していくという点がいい
-常に3rdバリューを求めつづけていた。
-こぼれていったけれど、合意しようとしながら次に行くと、結局大事なものだけは言いたいから。ぼろぼろこぼしながら進むのも悪くないな。
-あちこちでやってる時には「徹底的に書く」をしている。自分事として合意したいという思いがあると「徹底的に書く」。もし全員がもっと自分事だったら違ったかも知れない

【MF振り返り】
今回はビジョンを考えるキッカケを与えて、あとは参加者を信じてプロセスごと任せるというチャレンジをしました。
その結果、まずは出来上がったということを素直に喜びたい。
しかしながら、ここからが真のスタートで、いかにビジョンを練り上げ、会員とコミュニケーションをとり、東京支部に関わる人と共有していくかが今後の課題であり、難しいところである。

報告者 田代翼
報告日 2015年4月29日
その他特記事項
 
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