「ファシリテーションってどんなもの??」という初心者対象に、体験と解説を通して、 よさそう、これなら使えそうという「話し合いを進めるためのヒント」を見つけるワークショップ。話し合いのワーク、体験したことをしっかり振り返るワークを中心に、ミニ解説を織りまぜながら進める初心者向けワークショップ。
(目標)参加者が
・ファシリテーションって良さそう、おもしろそう、もっと知りたくなる!
・自分の現場に使えるヒントを得て、○○は使えそう、使ってみよう!
という気持ちになっている
【プログラム】
・はじめに
・ペンの持ち方
・ペアインタビュー
・他己紹介
・ちょこっと解説
・たんぽぽの種シート記入・共有
・話し合い(1)
「ふだんの話し合いの場でどんなことが起きていますか?」「話合いの場面でのあるあるをたくさん出してみましょう」
・話し合い(2)
(一つに絞ったテーマついて)「どうしてそんなことが起こっているのでしょうか?背景や理由を考えてみましょう」
・話し合い(3)
(今出した背景や理由をもとに)「どうしたら、解決するのかたくさん解決案をだしてみましょう」。もし良いことであれば、「もっとよくするには、あるいはいいことを増やすにはどうしたらよいかを考えましょう」
・たんぽぽの種シート記入
・意図開き WSで使用したファシリテーションのスキルを知ってもらう
・後半ワークインスト
・話し合い(1) 3人で対話
「今日やったことを使ってみようと思う話し合いは何ですか?」
・話し合い(2) 話し合い(1)と同じ3人で対話
「今日やったことで、持ち帰って実際に使ってみようと思うことは?」
・全体共有:どんな話し合いをしたかみんなで共有
・質疑応答:不安や疑問点を共有・解決
・チェックアウト
・アンケート
【参加者によるアンケートの結果】16名中15名が回答(1名は途中退席)
■「ファシリテーションっておもしろそう」「使ってみたい」と思えましたか?
・所属するグループのミーティングなどで使えると思いました。もっと全員の意見を言える環境を作り、意見を吸い上げるファシリテーターを作った方がいいと思いました。
・はい。でも難しいです。
・使えるようになりたいと思います。
・もちろんです。今、できていないので、うずうずしています。
・おもしろい
・思えました
・実務の中で使ってみたい。特にグラフィック技法
・使えたら生産性があがると思うが、難しそう
■ご自身の仕事や活動に活かせそうなことはありましたか?
・ かなりあった (8件)
・すこしあった (7件)
・あまりなかった(0件)
・ほとんどなかった(0件)
【その理由】
・所属する職場グループのミーティングでは、特にかじ取り役はいないので
・プログラムの問題では無く、自分の能力不足で、「すこしあった」 にしました
・「もやし」はどんな話し合いの場でも活用できると思った。また、他の方から色々なアイデアをもらえたので
・「書く」ことは重要、というのは知っていたが、「書く」ことによるメリット・効果、新たな発見をすることができたため
・ただ報告する会議になっているので、色々活かせる気がする
・社内研修に活かせそうなヒントをいただきました
・学生の時の会議と会社の会議はちがうな、と思いました。会社にはどう活かせるか、模索中ですが、サークルの後輩たちに伝えたいと思いました。
・参加者の発言から気付きがありました
・もやし、理解・気持ち・成果物
■わかりにくかった点、気になった点はどこでしたか?
・定例会、という名前のとおり、上級者の方も参加されていて、わからない言葉も少しでてきました。(アジェンダ、コミットメントなど9
・時間が短い。でも、時間を気にする練習になった。
・説明の中で、次にやる事をいくつも並べられると、今、何をしなければならないのかわかりにくくなってしまった
・タイムスケジュールが少しタイトだったかな、と感じました
・自分の中でいまいちイメージが明確にできていない
・参加者の主体性を引き出すにはどうするか
【MF振り返り】
・ふたりのMFが分担と協働しながら進めることで、不足点などをフォローしあえたのは良かった。
・時間通りに終えることができてよかった。タイムキープに使ったツールがアナログ時計で計測が難しかった。
・話し合い2のテーマが決められないグループへの対応に苦慮した。
・後半では、3人組みでの話し合いの時の声(意見)をもっと拾って、そのあとの質疑応答に活用できると良かった。
【担当者振り返り】
・ターゲットとする参加対象者に来ていただけた。5月のタイミングでこのような初心者向けのテーマ枠を設けたことはやはり良かったと思う。Q&Aにも多くの質問を出していただき時間オーバーとなるほどであった。
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