2015年度6月定例会 .4『KP法で「伝わる」力を手に入れよう!〜シンプル!キーワードで簡単、紙芝居プレゼンテーション〜』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2015年6月度定例会
テーマ テーマ4:『KP法で「伝わる」力を手に入れよう!〜シンプル!キーワードで簡単、紙芝居プレゼンテーション〜』
開催日 2015年6月27日(土)
会 場 葛飾シンフォニーヒルズ ビジュアルルーム
講師・
ファシリテーター
飯島 邦子(FAJ会員) 1名
企画運営担当
高橋 美津江、外川真美、並河隆行、東憲治 (以上 FAJ会員)
4名
参加者数(会員) 23名
一般・見学者数 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【告知文より】
様々な「伝える」シチュエーションにおいて、なんだか伝わってないなぁ・・・どう話を組み立てたらいいんだろう・・・?と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?そんな時、KP法(紙芝居プレゼンテーション法)を使うと、とても効果的です。
KP法とは、A4サイズの紙に、伝えたいキーワードをシンプルに書いてホワイトボードなどにペタペタと貼りながらお話しする手法です。
手書きで作成する点がパワーポイントとの大きな違いですが、その手書きが、聞き手と話し手の距離を縮めます。
また、ホワイトボードに貼っていくので、全体のつながりも一目瞭然。結果として、「伝わりやすい」プレゼンテーションが実現できます。
そして、プレゼンテーションだけでなく、ワークショップの際のインストラクションやグループワークの発表等、あらゆることに応用が可能です。
この定例会では、KP法の基本を学び合います。

【プログラムの流れ】
・事務連絡
・オリエンテーション
・みてみようKP
・つくってみようKP
・やってみようKP
・チームでブラッシュアップ
・全体に向けて発表
・振り返り
・全体シェア
・プログラムフィードバックタイム

 

【参加者の声】
◎こんなところは良かった。(Keep)
・個人ワーク→発表→みんなでブラッシュアップ→発表の全体の構成が良かった。(多数)
・時間配分は絶妙だった。
・個人ワークで自分のストーリーをKP化することが出来たのは学び深かった。
・個人ワークを(グループワークより)先にやるのはよい。
・全員の気づきのシェアの時間があったのが良かった。
・最初のレクチャー(実演含む)がとても分かりやすくKP法への理解を深めてくれた。
・わかりやすい説明、的確なアドバイス、テンポも良かった。
・「正解はないですが」という言葉が温かかった。
・進行の全てをKPで行っていたところ。
・最後に、目的・目標を確認したところ。
・壁に色の使い方などの説明資料が掲示されていたが、良い情報だった。
・振り返りシートが良かった。

◎こんな風にするともっとよいのでは(Try)
・話すテーマ「伝えたいこと」を予めHPで提示しておいておく。(事前に考えてきてもらう)
・ステンレステープの高さを標準的な高さにする。(位置が高すぎた)
・ホワイトボードを全チームに!
・机の配置を改善。(部屋が狭かった)
・説明が終わったKPセットを空きスペースに貼りだす。
・後半は代表を選出することを最初にする。
・体験を先に、レクチャーを後に入れる。
・業務での利用シーンをディスカッションする時間をとる。
・紙を貼る練習いれる。
・テーマ設定を工夫したり、出すお題を敢えて決め打ちにするなどもありでは?
・時間が確保できるなら、2つ目のお題に取り組むとか。
・グループ代表だけではなく、全個人へのFBとアドバイスが欲しい。
・色遣いの話、アイコンの例、貼り方等のちょっとしたコツのレクチャーを入れる。
・個人ワークの中で完成度の高いものがあった。それを全体にシェアできると良い。
・個人ワークの作業の時間をもう少しとる。
・チームワークの時間を増やす。
・プログラム内容のタイムスケジュール、ワークや休憩時間の終了時刻をちゃんと掲示する。
・グループに絵心のある人が入るようにする(アイスブレイクでイラストの自己紹介などしてからシャッフル)
・グループワーク主体ワークの第二弾。

 

【MF振り返り】
全体構成の流れについては、参加者の多くからよかったという感想を頂いた。個人で考えたものが明らかに伝わりやすく変化していく様を皆が体感できたのが良かったものと思われる。また、仙台での振り返りを踏まえ、レクチャー内容をギュッと絞り込んだ。省くではなく絞り込む・・この作業が自分自身にとってもとても学びあるものとなり、結果としてレクチャーの内容についても満足度が高くなった。全体のワークの時間は、会場の制約条件により、仙台の時より短くなったが、企画メンバーの協力のもと、スムーズに運んだ。
反省点としては、全体進行の流れを示したものに時間を入れなかったことや、ワークや休憩時間の終了時刻の掲示が無かった点。会場については、想定外に狭かったことで場のレイアウトに苦慮した。また、ステンレステープの高さへの配慮が足りなかったことは、次回に向けて、改善していきたい。また、最後の定例会へのフィードバックタイムでのアイデアについては、有難く頂戴し、今後の参考とさせて頂きたい。
今回は、振り返りシートや絵コンテシートなど企画チームの強力なバックアップで素敵なツールができ、場を盛り上げて頂いた。ありがとうございました。


【担当者振り返り】
・参加者25名予定で24名参加。1名ドタキャンだった。
・プログラムフィードバックタイムを含め、会場撤収時間の5時ギリギリで終わり、鍵を返す時間が10分遅れお叱りを受けた。
・撤収時間の認識が間違って伝わっていた。
・事前準備がバタバタして、初心者応援団が出来なかった。(しかし、実際は対象者がその時間に来なかったため実害なし)
・想定外に部屋が狭かったが、机の配置等工夫できてよかった。狭いなりになんとかなった。
・ビジュアルルームの写真を事前に見て部屋の雰囲気が判っていると適切な定員&配置ができたかも。
・準備時間足りなかった。ホワイトボードが小さかったため、交換等でドタバタした。マンパワーがもうちょっと欲しかった。
・作ってみようKP(発表)の終了時間をA4に書いて貼るとかすればよかった。(終了時間の提示)
・各テーブルのゴミ袋があってよかった!
・進行のタイムマネジメントがしっかりしていた。
・参加者の雰囲気は、ブラッシュアップの時間でチームによって盛り上がり度合いが違ったが、ワークの最後はどのチームも楽しそうにワークしていた。
・スタッフとしてウロウロしていいのかいけないのか判らず、部屋が狭いこともあり、邪魔になると考え、結果的に座っている時間が多かった。
・受付がごちゃごちゃしていた。

報告者 東 憲治
報告日 2015年7月5日
その他特記事項
 
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