2015年度7月定例会 1.『ふりかえりを振り返る 〜リフレクティブな学び方を身につけよう』東京支部
事業内容 |
調査研究:東京支部 2015年7月度定例会 |
テーマ |
テーマ1『ふりかえりを振り返る 〜リフレクティブな学び方を身につけよう』 |
開催日 |
2015年7月25日(土) |
会 場 |
大橋会館 大教室 |
講師・
ファシリテーター |
浅羽雄介(FAJ会員) |
1名 |
企画運営担当 |
ふりかえら〜、中澤義光(FAJ会員)
|
1名 |
参加者数(会員) |
30名 |
一般・見学者数 |
0名 |
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など |
【概要】
「リフレクション」、「省察」、と呼ばれることもある「ふりかえり」は、ファシリテーションを学ぶ私たちFAJでも、ビジネスや教育の場でも役に立つ考え方・スキルです。
『ふりかえりを振り返る』では、「ふりかえり」そのものを考え抜きます。
グループで話し合う→話し合いを振り返る→話し合いのふりかえりを振り返る。
これを繰り返すことで、自分たちのふりかえり方を客観視し、効果的な進め方を知り、さらにそれぞれの“コツ”を探っていきます。
ベテランの方も初心者の方も楽しめる内容です。
【プログラム内容】
1.オリエンテーション
2.グループづくり
3.知り合いタイム
4.ミニレクチャー
5.演習?
6.演習?
7.ふりかえりの“コツ”を探る
【参加者の声】
(テーマ=ふりかえりに関して)
○ふりかえりをすることの意味について理解できた
○仕事でふりかえりをしているが形骸化していたので、今日は本来のふりかえりを学べて良かった。実践したい
○「体験学習モデル」を意識しなくても、「ん?」と思った時に「問い」を投げると振り返りが続くことがわかった
○「見えないプロセス」に焦点をあてるのはわかったが、実際にやるのは難しい
○ふりかえりは「見える化」すると効率的に振り返られる
○観察者として何を見るのか、維持し続けるのは難しい
○ふりかえりって“痛い”…。でもそこを超えねばならないと思った
(プログラムに関して)
○レクチャーのパワポの紙が欲しい、もしくは壁などに掲示して欲しい(説明が早すぎる、読めない、演習の時に横に置いておきたい、持ち帰りたい)
○全体の流れ、レクチャー、バランスはとてもよかった
○観察者もふりかえりの中で発言できるようにしてはどうか
【担当者振り返り】
◎今回の企画〜当日の場で起きたこと
・今回はレクチャー部分を多めにし、なおかつその中でミニワークも取り入れ、話題提供者側として、ふりかえりで大切にしたいことをしっかりと伝えようとした
・それに対して「レクチャー内容は良かったが、説明が早すぎた。紙で渡して欲しい」、「レクチャーでの『型』にとらわれると進めなくなる」という声が出た
◎起きたことの意味
・多い情報を提供するに当たっての配慮が弱かったのでは
・“これが正解”といった感じで「進め方」をレクチャーすると参加者はその『型』にハマってしまい、かえって自由度を失う結果となり、演習でチャレンジができなかったのではないか
◎以上からの学び
・本プログラムは、体験学習サイクル、プロセス、といった考え方、進め方に沿ってふりかえりをすることがテーマの核となっている。したがってそれらの考え方、進め方をまったく提供しないのはありえないだろう。問題はその提供の仕方。もっとポイントを絞ることができるかもしれないし、説明ももっと時間や体験を織り交ぜてじっくり進める必要があるだろう
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報告者 |
浅羽雄介 |
報告日 |
2015年7月25日(土) |
その他特記事項 |
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