2016年度東京支部イベント東京支部

事業内容 交流親睦:2016年度 東京支部イベント
コンセプト
 
『ファシリテーションと◯◯シップ』
 
開催日 2016年11月26日(土)
会 場 ベルサール西新宿(ホール、ホワイエ、Room1、Room2)
参加者数(会員) 107名
一般・見学者数 53名
従業者数 39名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【イベントコンセプト】

『ファシリテーションと◯◯シップ』
リーダーシップ、フォロワーシップ、メンバーシップ、リレーションシップ等、○○シップという言葉があるが、実は、この○○シップという接尾語は、"-ship"の意味として、「状態・性質」の他にも「資格・地位」も含まれている。真意として -ship には、「集団におけるその関係の状態」がある
と、いうことを表していると考えたことから、ファシリテーションに関係があると考えた。

そこでこの支部イベントは、「ファシリテーションがあると○○シップがどのようになるか?」を体感できるようなイベントとして企画し、ファシリタティブな○○シップを知り、どのような強み(武器)となるかを学ぶきっかけを持ち帰ってもらう。さらにその体験を通じて、会議運営のスキルを超えたファシリテーションの奥深さを感じ取ってもらいたい、という企画意図で開催した。

【 対象】

  • ファシリテーションを知ってる人
    言葉は知っているが具体的にはどのようなものかわからない人
  • ファシリテーションを知らない人
    集団における良好な関係性の構築をするためのスキルが必要と考えている人。リーダーシップ、リレーションシップ等のキーワードに興味を持っている人
  • ファシリテーションを知ってる人、知らない人両方とも
    現状のコミュニティーに対してうまくいってないと思っていて、何とかしたいと考えている人。管理職で、部下の扱いに悩んでいる人。

【プログラム】

09:30 開場
10:00 オープニングセッション
10:10 全体パネル・ディスカッション
「〇〇〇シップにファシリテーションを混ぜ合わせると未来はこうなる!」
12:00〜13:00 ランチタイム
13:00 分科会
〇分科会1:リーダーシップ
〇分科会2:ファシリテーターシップ
〇分科会3:メンバーシップ
〇分科会4:イノベーターシップ
16:00 移動
16:10 クロージングセッション
17:00 終了

詳細はイベント告知ページをご参照。

【ワーク報告】
テーマ
全体パネル・ディスカッション

パネリストおよびファシリテーター

黒田 由貴子 / 鈴木まり子 / 堀 公俊 / 森 時彦
(以上FAJフェロー)
テーマ テーマ:リーダーシップ
「ファシリテーションとあなたなりのリーダーシップ」
MF 田代翼
企画 田代翼、大川雷電、高橋美津恵、干田尾恵子(4名)
参加者数 49名
テーマ テーマ:ファシリテーター・シップ
「ファシリテーター・シップ!」
MF 増平 貴之
企画 増平貴之、小野澤興平、柴田千晶、中澤義光、中山隆文(5名)
参加者数 30名
テーマ テーマ:メンバーシップ
「アテンション・プリーズの謎を解け」
MF 前田 卓也
企画 前田卓也、早川悦、東憲治、山田健二、安倍能行、藤崎直子、山崎智恵、中原信明、冨永博之(9名)
参加者数 38名
テーマ テーマ:イノベーターシップ
「ファシリテーションとイノベーター」
MF 時久 剛
企画 時久剛、中野功、佐々木順一、山口千咲、森田悟、木村和郎(6名)
参加者数 40名
  
【担当者感想】
午前セッションは、日本のファシリテーション黎明期を切り開いてきた堀さん・森さん・黒田んにご登壇いただき、さらにコーディネーター鈴木まり子さんと言う豪華なセッションを実現することが出来ました。
アンケートにも「貴重な話が聞けて有意義だった」などの多数の賛辞が寄せられ、FAJでなければ実現不可能な有意義なセッションだったと思っています。
午後の分科会では、リーダシップ、ファシリテーターシップ、メンバーシップ、イノベータシップとファシリテーションの組み合わせることによる様々な視点からファシリテーションを考えるきっかけを作ることは出来たと思っています。
参加していただいた方々には、それぞれの役割とファシリテーションを組み合わせる意義や新たなきっかけを掴んでいただき、会議運営のとどまらないファシリテーションの奥深さを感じていただけたと思います。
午前・午後を通して、ひとまず内容としては実行委員会としてやりたかった事は実現できたと考えています。
 
残念ながら参加者数が前回よりも大幅に減少してしまい、それにより会計的にマイナスを計上してしまったことに大きな責任を感じています。
会員の参加者数は前回とほぼ同程度でしたが、一般の方の参加が半減してしまったことは、交流・親睦事業としても残念な結果でした。
主な原因としては以下の3点が大きかったのではないかと考えています。

a) テーマがわかりづらい
b) 参加費を前回の1.3倍の値上げせざるをえなかった
c) 一般向けの広報がうまく機能しなかった

会員の方々は既に支部イベントの意義は知っているため、テーマや参加費に関係なく前回と同様に参加していただけた。一般の方々は内容がよくわからないイベントに4,500円を支払うことに躊躇され、それに対してFAJ支部イベントの意義を知らしめることにも失敗したのではないかと考えています。

この中でa)とc)は、実行委員会の活動により修正可能なことなので、この点を対応できなかった事は残念であり、今後のFAJ活動を行うにあたっては心がけていきたきと考えています。

報告者 久木野勉
報告日 2017年5月7日
その他特記事項
 
←前のレポート レポート一覧 次のレポート→