■ 2007年9月22日 FAJ東京支部定例会 『プロセスデザイン体験! F勉強会を企画してみよう!』
■ 企画チーム
企画:笹野さん、修羅さん、箱大王さん、富士さん、みやちゃん(当日は欠席)、森川
メインF:笹野さん、サブF:修羅さん、記録:箱大王さん、森川
■ セッティング
会場セッティングは島形式。8島作成。
終盤、ポスターセッション以降は、机を撤去し、椅子だけに変更。
■ プログラム
13:00 とりあえずワーク(体験)
13:30 ワールドカフェ(指摘・共有)
13:50 休憩
14:00 プロセスデザインとは?(概念化)
14:15 デザインワーク(実行)
15:45 休憩&ポスター
16:10 発表・振り返り(振り返り)
16:40 プロセスデザインとは?(チェックアウト)
16:50 事務連絡・アンケート(クローズ)
17:00 終了
■ 導入
9月チーム自己紹介
本日のテーマを確認
プロセスデザイン体験
F勉強会を企画してみよう
メインFより、所属組織におけるF勉強会について紹介
F勉強会を会社の中でも実施している。
100名程度の会社であるが、全員がFという言葉を知っているようになった。
■ とりあえずワーク(体験)
プロセスチェッカーをやってくれるメンバー8名立候補依頼
- 出だしは悪かったが、運営委員が先導を切って、前に出てくれた
- チーム分けの最中に、プロセスチェッカーに対して、プロセスチェック方法についての説明を実施
チーム分け
- 8チームに分けるため、1〜8を順番に言ってもらう
- プロセスチェッカーを各チームに配属
→プロセスチェッカー立候補はベテランが多く、そのメンバーが各チームに分散したことにより、その後のワークに好影響
Fの決定
- 机の下に封筒が隠されており、封筒を受け取った人が、Fを担当
- 封筒の中には、「とりあえずワーク」の内容を記載したミッションペーパーが入っている
まずは、各チームにて、背景をどの団体にするかを選択してもらう
- NPO(FAJ):会員数1000名:0 ←残念ながらFAJ選択チームなし
- 学校法人:生徒数250名:2
- 企業:社員100名:6 ←ほとんどのチームが企業に集中
- 地域:青年部40名:0
ミッションワークは、4種類あり、各チームに割り当てられている。
- F普及委員会の認知度向上
- F普及委員会の運営委員募集
- F学習会のテーマ出し
- F学習会の参加者募集
ミッションワークを各チームにて20分間で実施
- ミッションワークの進め方を、プロセスチェッカーが記録
ミッションワーク終了後、各チーム内で振り返りを実施
- まずはプロセスチェッカーからフィードバックを実施
- その後、ンバー間で振り返り実施
■ ワールドカフェ(指摘・共有)
プロセスチェッカーは残り、他のメンバーは別のテーブルへ移動
- 移動先はメンバーの自由としたが、大きな混乱なく移動終了
各テーブルにて、プロセスチェッカーより、ミッションワークの内容を説明
その後、メンバー間で意見交換実施
休憩を挟んで、元のテーブルに移動
自主的に、参加者がポスターをホワイトボードに貼り付け
数名から振り返り内容を発表(以下、参加者の発言内容)
- ミッションワークの内容が異なっていたことが後から分かった
- 自己紹介から始めたチームもあった
- チーム全体でFをサポートして議論を進めた
- プロセスデザインについては話がでなかった
- Fの発言があるまで、他のメンバーは行儀よく待っていた
- Fが途中からF役を奪われてしまっていた
- ポスターがビジュアル化されていたので、どうやって進めたのか聞いた
■ プロセスデザインとは?(概念化)
プロセスデザインとは何でしょうか? (以下、参加者の発言内容)
- 時間と内容を考えておくこと
- 初めから、最後までのプロセスを明確にすること
どんなプロセスがあるでしょうか? (以下、参加者の発言内容)
- 起承転結
- ビジネスワークフロー
- インプットとアウトプット、その間がプロセス
基本プロセスを紹介
本日のプログラムを紹介
■ デザインワーク(実行)
F勉強会のプログラムデザインの作成を、90分間で実施
90分と長めのワークではあったが、集中力が落ちることなく、最後まで盛り上がった
- デザインワークの説明時に、「ポスター」という言葉が誤解を生んだ
広告用のポスターではなく、ポスターセッション用のポスターであり、F勉強会のプロセスデザインを記載する
ワーク終了後、ポスターを貼り出した
■ 休憩&ポスター
机を片付け、椅子だけにした
ポスターを閲覧し、1番良いと思ったチームに投票
■ 発表・振り返り(振り返り)
(以下、参加者の発言内容)
チーム3より発表(投票1位)
- 狙いを絞る上で、働きアリの法則(262)の、優秀な2にフォーカスすることにした
- 5人で良いチームワークで議論できた
- 最初の設定でかなり議論した
チーム3に投票した理由
- アイスブレイクおよびプロセスの双方をおさえていたことが良かった
- タックマンモデル(Forming/Storming/Norming/Performing)の考え方を組み込んでいたのが良かった
チーム5より発表(投票2位)
- 勉強会だけしても面白くないだろう、ということからスタートした
- アイデア出しの手法を体験してもらうのが勉強会の狙いである
- 参加者の動機付けのために、社長賞として賞金20万円を設定した
チーム5に投票した理由
- パッと見て、参加したいと思った
- 3つのプロセスが明示されていた
チーム4より発表(投票3位タイ)
- 狙いについてかなり議論した
- 自分たちが受講者なら、どんな内容が良いか検討した
- 自分たちの体験から、プログラムを考えた
- プロセスとしては、共有・発散・収束・実行の一般的なプロセスを選択した
- 場作りとプロセスは結構関係が深いため、場作りについても併せて検討した
- 最後に飲み会を開催することで、「また実施したいね」ということを目指したい
チーム4に投票した理由
チーム7より発表(投票3位タイ)
- 活性化をテーマに取り上げた
- 問題から原因究明するという内容も考えたが、場の雰囲気が暗くなってしまうことが想定されたため、明るくするために、どうしたらよいか考えた
Fにより、会社がどれだけ素晴らしくなるか、ポジティブな内容にした
チーム7に投票した理由
- (感想)最後に飲み会を予定しているデザインが、3チームから発表されたことから、重要なことだと再認識した。
■ プロセスデザインとは?(チェックアウト
各チーム内で振り返りを実施
本日の感想を発表(以下、参加者の発言内容)
- 本日初参加である。実ははじめの一歩に参加しようとしたが、間違えて参加してしまった。参加してみて、レベルの高さを肌で感じた。会社でのFの研修を実施しているが、そのレベルの低さを認識させられた。
- 本日の定例会のプロセスは、結構まとまっていたと感じた。前提条件を整理していく部分も盛り込まれていたら、もっと良かったと思う。
- 本日の定例会は、上手くいったと思いつつも、本日の気付きについは整理中である。プロセスチェッカーを担当したが、面白かった。
- 2回目も隠れプロセスチェッカーをしていたが、最後の振り返りで、チーム内で自己紹介をしていなかったことに気付いた。それでも場が上手くいったのは何故だろう?
- 今回で3回目の参加になるが、実技的なスキルとして勉強になった。
プロセスデザインを一言で言うと?(以下、参加者の発言内容)
- 流れを作ること。流れの中に波があり、その波の大きさを考える
- 愛だと思う
- 時間の流れ
- 狙いを絞り込む
- 山場をどこに持っていくか
- プログラムデザインと、プロセスデザインの違いが分からない
- 荒筋、道筋
- ストーリー
- 無理に答えを出さないのが大切だと感じた
- プロセスデザインとは何か悩んでいる
- 様々な人生を背負って集まった人たちが、よりよい時間を過ごすための設計図
- 参加者のためにあるもの
- 共有の場
- 準備すること
- 見える化
- 分かっているつもりだったが、分からなくなった
- 魔法。スキル+直感+?(聞き取れず)
- 場の空気の流れ
- ルールのあるフリーディスカッション
- 時間の青写真
- 作戦会議
- 思いがあって作るもの
- 何を出せばよいのか、どう出せばよいのか
- 最初に思ったのは時間
- 流れ
- プロセスデザインは誰でもできる
- 学びと気付き
- 上流から下流へ
- 準備できるプロセスデザインと、即興のプロセスデザイン
- 参加者も納得
- 一緒に絵を描こう
- ねらいに結果に導く設計図
- 船の航路のようなもの
- 必ず結果として導く道筋
- すごく大事だが、手を抜いてしまう
- 納得できる物語
- 場を成功させるために、必要不可欠なもの
- 会議の下地
- すごく大事なのに、見失いがち
- プロセスデザインについて、考えている内に分からなくなってしまった。基本デザインに併せて考えたら上手くいった。下準備を進める上で、プロセスという味付けが必要だと感じた。
■ 事務連絡・アンケート(クローズ)
9/24(祝)13:00〜 FAJ Biz
テーマ:あなたの頑張ったを振り返る
10月度定例会
「考具」の著者が講師
12/15 東京ファシリテーションパーク2007
分科会+大部屋で小さなワークショップを多数実施
出展者を募集中
■ 終了