事業内容 | 調査研究:東京支部 2013年12月度定例会 | |
---|---|---|
テーマ | テーマ1「ファシリテーションでうっかりミスを減らそう‼」 | |
開催日 | 2013年12月14日(土) | |
会 場 | 大田区民センター第9教室 | |
講師・ ファシリテーター |
西田徹(FAJ会員) | 1名 |
企画運営担当 |
坂井亮介、鈴木郁子、田代翼、中澤義光、早川鋭、摩庭淳郎、(米岡裕美)(以上、FAJ会員)
|
6名 |
参加者数(会員) | 25名 | |
一般・見学者数 | 2名 | |
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメント など |
【概要】
このテーマではファシリテーションの可能性について考えます。
今回は、身の回りにあるうっかりミスに焦点を当てました。
みなさん、勘違いや忘れ物などのうっかりミスってよくありますよね。
普通は単なる笑い話で済むことが多いですが、そういったミスが重大な局面で起きてしまったら、事故や損失に直結することもあります。
過去にも電車の脱線事故や証券取引システムにおける誤入力など、うっかりミスが原因と考えられている事故は沢山ありました。
こういったミスをヒューマンエラー(ファクター)と呼んで、その防止に関して様々な努力が払われています。
しかし、こういったミスは、人のすることだからなかなかゼロには出来ないものです。
一方ファシリテーションは人と人の相互作用の中で発揮されるもの、人のすることだからこそファシリテーションの力によって
ヒューマンエラーを軽減できる可能性があるのではないかと考えました。
体験ワークと対話によって、ファシリテーションの可能性について考えましょう!
【プログラム内容】
13:00〜13:15 オリエンテーション
13:15〜14:00 うっかりミス体験ミニゲーム
(1)言葉を伝える「お絵かき」
(2)リズムで引き算リレー
(3)文章を「正しく」読んでみる
(4)伝言ゲーム
(5)間違いさがし
(6)あとだしジャンケン
14:00〜14:30 ミニレクチャー、うっかりミスってなんだろう?
14:30〜15:00 グループワーク−1
みんなが経験したうっかりミスを共有しよう!
15:10〜16:00 グループワーク−2
共有したミスに関して、そういううっかりミスを防ぐために
ファシリテーションはどのような貢献ができるでしょうか?
あるいはできたでしょうか?
事象/考えられる原因/ファシリテーションの使い道を話あってみよう。
16:00 発表、振返りなど
16:30 ワーク終了
【参加者の声】
・うっかりミスについて話し合うこと自体がとても有意義だった。
・自分のうっかりミスはなかなか気づかないことが多い。
・ミニゲームも参考になり、また、ワークで他の参加者と意見交換でき、参考になった
【担当者振り返り】
・答えをもっていない事を参加者に問う実験的な内容のテーマだったが、ワークも活発で手応えありました。
・仕事でヒューマンエラー関連の分野を扱う参加者が多く、ニーズと合致したテーマであったように思われる。
・対話の時間を多く設けており、参加者間で十分に話し合えたのではないかと思う一方で、ヒューマンエラーについての知識が余りない方にとっては話しにくい場面もあったように感じられた。
・今回の成果を見直して、次のステップに進めていきたい。
|
|
報告者 | 田代 翼 | |
報告日 | 2013年12月30日 | |
その他特記事項 |
|
←前のレポート | レポート一覧 | 次のレポート→ |