2013年度7月定例会 3.質問力 〜対立の場面を考えることで、的確な質問をするためのポイントを見つける〜東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2013年7月度定例会
テーマ テーマ3「質問力〜対立の場面を考えることで、的確な質問をするためのポイントを見つける〜」
開催日 2013年7月27日(土)
会 場 サンピアンかわさき(川崎市立労働会館) 第2会議室
講師・ファシリテーター 小藤 輝正(FAJ会員) 1名
企画運営担当 田代 翼 (千葉 和江、竹内 文彦、中平 拓司、芦名 洋二郎、
鈴木 克典、黒川 そよか、山口 千咲)(以上FAJ会員)
1名
参加者数(会員) 24名
一般・見学者数 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
ファシリテーターに質問力は必要ということを否定する方はいないでしょう。
では、あなたは“的確な質問”が出来ていますか?
本テーマでは、参加者自身が経験した対立の場面を題材にして、より実際の現場で使える“的確な質問”を見つけていきたいと思います。
「ファシリテーターとして、普段どのようなことを意識して質問をしていますか?
より的確な質問が出来るようになるために、何を意識し実践すればよいのでしょうか?」
そんな問いを、一緒に考えてみませんか。
この「質問力」の企画においては、FAJ定例会において過去に実施された質問に関するテーマで多く取り上げられている“良い質問”という切り口ではなく、“的確な質問”とは何かを考えることにしています。
あなたとって、“良い質問”と“的確な質問”は同じですか?
※本テーマでは、参加者の実体験をベースにロールプレイ(RP)を行います。かなり真剣なRPになることが予想されますので、慣れない方、苦手な方の参加はご遠慮ください。
【プログラム内容】
◇オリエンテーション グループ分け
◇自己紹介
◇対立のシーンを決める
・個人で対立のシーンを書き出し、グループでシェアして取り扱う事例を決める
◇レクチャー
・「問題解決」プロセスと「GROW」モデルについて
・質問のタイプについて
◇2チーム合体しどちらのチームの事例を取り上げるか選び、Frチームとロールプレイ(以下RP)チームに別れる
◇作戦タイム
・RPチーム→配役、具体的な内容の共有
・Frチーム→「Frとして対立解消のゴールを仮に設定する
プロセスに基づいて質問を整理
◇ロールプレイ 対立の場面にFrが入り解決を目指す
◇振り返り フレーム(期待する状態/質問/実際の質問/起きたこと/観察/意図/表現)を使ってFrチーム、RPチーム一緒にグループで振り返り
◇全体振り返り 他のグループのアウトプットを共有し、「的確な質問」「良い質問」とはを深める
【参加者の声】
・ロールプレイ30分は丁度よい時間だった。
・ロールプレイでファシリテーター役になり、振り返りでじっくりフィードバックがもらえてよかった。
・自分の中の『良い質問とは?』の考え方が変わった。
・ロールプレイのファシリテーターでは、想定どおりに行かないことでとてもあせってしまった。臨機応変に質問を考える必要を感じた。
【担当者振り返り】
今回で4回目となり、だいぶ練れて来た感触があるが、インストラクションのタイミング、表現などまだまだ改善の余地がありますね。
ロープレも、そのファシリテーターの普段のファシリテーションになってしまいがちなので、もっとファシリテーターが「質問」を意識するような仕掛けを考えたいと思います。
報告作成者 田代 翼
報告日 2013年7月31日
その他特記事項  

 

←前のレポート レポート一覧 次のレポート→