事業内容 | 調査研究:東京支部 2014年11月度定例会 | |
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テーマ | テーマ2 「たんぽぽワークショップ」 | |
開催日 | 2014年11月22日(土) | |
会 場 | かつしかシンフォニーヒルズ別館 ライラック | |
講師・ ファシリテーター |
亀井誠史、永野直樹(以上、FAJ会員) | 2名 |
企画運営担当 |
尾上昌毅、木村和郎、加藤博敏 (増平貴之)(以上FAJ会員)
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3名 |
参加者数(会員) | 6名 | |
一般・見学者数 | 9名 | |
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメント など |
「ファシリテーションってどんなもの??」という初心者対象に、体験と解説を通して、 よさそう、これなら使えそうという「話し合いを進めるためのヒント」を見つけるワークショップ。話し合いのワーク、体験したことをしっかり振り返るワークを中心に、ミニ解説を織りまぜながら進める。初心者向け。 (目標)参加者が ・ファシリテーションって良さそう、おもしろそう、もっと知りたくなる!
・自分の現場に使えるヒントを得て、○○は使えそう、使ってみよう! という気持ちになっている ・はじめに
・ペンの持ち方 ・ペアインタビュー ・他己紹介 ・ちょこっと解説 ・たんぽぽの種シート記入・共有 ・話し合い(1) 「ふだんの話し合いの場でどんなことが起きていますか?」「話合いの場面でのあるあるをたくさん出してみましょう」 ・話し合い(2) (一つに絞ったテーマついて)「どうしてそんなことが起こっているのでしょうか?背景や理由を考えてみましょう」 ・話し合い(3) (今出した背景や理由をもとに)「どうしたら、解決するのかたくさん解決案をだしてみましょう」。もし良いことであれば、「もっとよくするには、あるいはいいことを増やすにはどうしたらよいかを考えましょう」 ・たんぽぽの種シート記入 ・意図開き WSで使用したファシリテーションのスキルを知ってもらう ・後半ワークインスト ・話し合い(1) 3人で対話 「今日やったことを使ってみようと思う話し合いは何ですか?」 ・話し合い(2) 話し合い(1)と同じ3人で対話 「今日やったことで、持ち帰って実際に使ってみようと思うことは?」 ・全体共有:どんな話し合いをしたかみんなで共有 ・質疑応答:不安や疑問点を共有・解決 ・話し合い(3) ペアインタビューの人と対話 「今日一日を通してどうでしたか?」・チェックアウト ・アンケート ・「面白そう」「使ってみたい」と思えたか:「実践できそうなことからやってみたい」「一つ一つのステップがわかりやすく設計されていて理解しやすく、大変おもしろかった」「自分が進行役の打ち合わせでモヤモヤ感が残っていたので、役割分担や見える化を使ってみたい」
・内容について:「実際の話し合いの例に議論をし、参加者の考えが聞けたのでとても参考になった」「抵抗感をなくすためのやさしいステップ&ガイドラインがよかった」「他己紹介→4人→全員といった段階をふんだことで話しやすい状況が作られていたて参考になった」「発散〜収束のプロセスをひととおり学ぶことができた」 ・わかりにくかった点、気になった点:「前半はちょっと飛ばし気味」「時間配分がキビシイ」「話し合いに進行役の設定がなかったので、誰が進める役か微妙な雰囲気となった」「ファシリテータ役をやることがなかったので、トレーニングにはならなかった。実際に難しいところがどこかわからなかった」 (前半MF:)
・進行することにアタマがいっぱいとなってしまい、全体や参加者の雰囲気をみる余裕がなかった。 ・プログラムがしっかりしているので、ちゃんと進められるよう心がけたが、時間配分等で窮屈な印象も与えてしまい、申し訳ない気持ち。 ・それでも、おもしろい、使ってみたいと思ってもらえたり、◯◯が参考になったとのアンケート回答も多く、すごく・・うれしいです。 ・入門ワークショップの準備は、じぶんの日々のマインドやふるまいを問いなおす機会にもあり、たいへん勉強になりました。 参加者が、前半のたんぽぽプログラムの内容を腹落ちさせることを目標にした後半プログラム。どんな話し合いの場面で何を使ってみたいかを考え、みんなと共有した。それぞれ、使ってみたいことが描けており、しっかりグループ、全体と共有し、また疑問点を企画者も入って、一つづつ話合いを進めていくうちに皆の納得につながっている様子が取れて良かったと思う。ただ、振り返りのMFは難しいなと感じ、私も向上しないという感じるように良い機会になった。 ファシリテーションの良さを、より多くの方に、気軽に、広く体験して貰おうとの趣旨で、2時間で組み立てられたプログラム【前半】に、たっぷりの振り返る【後半】をセットにした4時間プログラム。結果的に、前半プログラムが窮屈に感じたり、全体的に物足りなさを感じられた方も居たようだ。しかし、アンケート提出いただいた12名中10名の方が活かせそうなことが「かなりあった」と回答頂き、プログラムの目的は叶えられたと考える。また「すこしあった」とする2名の方からは、プログラム構成やMF以外のスタッフの動きなどに提案を頂き、企画スタッフとしても有意義な定例会となった。
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報告者 | 加藤博敏 | |
報告日 | <報告日(2014年12月6日)> | |
その他特記事項 | ・お試しや初回参加会員が多く初心者応援団に参加しない参加者が少なく開始まで手持ち無沙汰そうにされていること。 ・毎回泡の会参加者が少なく、プログラムの本音の感想を多く聞くことができないこと。 ・参加してみて抱く個人的な疑問・質問に答える時間的余裕が定例会後に無いこと。 参加者は過半に満たなかったが、FAJの活動の様子などについて、初心者応援団では出ないような、具体的な質問も多く出て、有意義なものとなった。15分ほどしか時間がとれなかった。もう少しゆったりと行えると、より理解を深めて頂けたと感じた。 |
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