| 事業内容 | 調査研究:東京支部 2014年5月度定例会 | |
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| テーマ | テーマ4「解決志向でファシリテーション 」 | |
| 開催日 | 2014年5月24日(土) | |
| 会 場 | かつしかシンフォニーヒルズ 別館 「メヌエット」 | |
| 講師・ ファシリテーター | 日山 敦生、尾上 昌毅(以上FAJ会員) | 2名 | 
| 企画運営担当 | 日山 敦生、尾上 昌毅、伊藤 浩、摩庭 淳郎、永野 直樹(以上FAJ会員) | 3名 | 
| 参加者数(会員) | 17名 | |
| 一般・見学者数 | 0名 | |
| テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメント など | 【概要】 解決志向アプローチについて学び、どうファシリテーションに活かすことができるかを参加者とともにワークを通じて考える。 【プログラム内容】 10:30  開始(オリエンテーション) 10:40  説明(午前中のゴール、グランドルール、グループ内自己紹介) 10:50  ワーク(1)問題解決型の話し合い      テーマ「もっと実践に結びつく定例会にするには?」をグループで考える      話し合う順序:?今の定例会の現状→?主な問題点→?その原因→?とりうる対策      ファシリテーターとグラフィッカーを決めて、模造紙に記入 11:10  講義(解決志向の理論、解決志向の技法、原因をあとから考える)パワーポイント資料配布       途中10分休憩       2回グループ討議を実施       (?原因志向と解決志向で考える、?否定的目標を肯定的目標に変える) 12:40 昼食休憩 13:40 ワーク(2)問題質問と解決質問を体験する      グループ内ペアワーク       テーマ「あなたが日頃改善しようと思っていながらできないことは何ですか?」       質問役は、P質問、またはQ質問を相手を変えながら交替で投げかける       グループ内→クラス内で感想共有、      「自分のファシリテーションにどう関係するか」(個人ワーク)、共有 14:20 ワーク(3)解決志向で問いを考える       ワーク(1)の話し合いをもう一度やるとして解決志向で問いを考えてみる       グループ内で話し合い       ワーク(2)の解決質問を参考にしながらA4紙に問いを書き出す 14:50 休憩 15:00 ワーク(4)解決志向で話し合いにトライ      「もっと実践に結びつく定例会にするには?」をワーク(3)で考えた問いを用いて話し合う      (過去1年間の東京支部定例会のテーマ一覧を貼り出し、「良かった定例会」を思い出しながら)      いつの、どのテーマ、どの部分が良かったのかを具体的にする(成功の責任追及)      ファシリテーターとグラフィッカーを決めて、模造紙に書きだす(35分)      終了後、各グループの成果を特派員報告方式にて共有      グループ内振り返り、全体共有 16:10 振り返り      「今日体験したことは、自分のふだんのファシリテーションのどんな部分に使えそうですか?」      個人で考えたあと、トリオを作って共有、全体共有 16:20  クロージング、アンケート記入 16:30  終了 【参加者の声】 「解決思考のメリットデメリットがぼんやりとだが実感できた」 (2)あなた自身の普段のファシリテーションに解決志向アプローチが使えると思いますか? 「場を動かしたいとき、前に進めたいとき」 【MF振り返り】 解決志向アプローチを新しい観点から紹介できた。 ・ビジネス向けに、理論と技法を重視した解決志向アプローチの紹介ができた。 ・原因究明をしなくても問題解決できる理由を、システム思考の観点から説明できた。 ・ビジネスで解決志向アプローチを用いる際の、最大の課題であった原因究明しない解決策については、原因を後から考える事により、利害関係者にも受け入れられる方法を紹介出来た。 ・午後のワークではサポートに回り、成功体験の深掘りの方法を個別にアドバイスを行い、参加者に成功体験の深掘りを体験してもらうことが出来た。 ・「問題質問と解決質問」のペアワークが、もっとも盛り上がったかもしれない。ここでの気付きをもっと以降のワークに取り入れる工夫がしたい。 【担当者振り返り】 企画を1年以上、模索しながら詰めてきた中やっと開催できた定例会テーマであり、まずやれてよかったというのが正直な気持ちである。MFの一人の尾上さんの「復興支援室で復興支援ボランティアの3年後の振り返りで問題解決の方法でやる限界を感じて、解決志向に取り組んでみようと思った」という動機が心に残ったワークであった。参加者にもある程度ポジティブなフィードバックをもらえたのが良かったが、企画メンバーとして解決志向について考えて行く事によって、その可能性を組織の中、対話での中で考えることができるようになったのが一番の収穫であった。 | |
| 報告者 | 永野 直樹 | |
| 報告日 | 2014年6月12日 | |
| その他特記事項 |  | |
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