事業内容 | 調査研究:東京支部 2014年9月度定例会 | ||
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テーマ | テーマ1 『エニアグラムで広げよう!あなたのファシリテーション第2弾!』 | ||
開催日 | 2014年9月27日(土) | ||
会 場 | 芝浦工業大学 芝浦キャンパス 301教室 | ||
講師・ ファシリテーター |
木村 孝、中島 美暁(以上FAJ会員) | 2名 | |
企画運営担当 | 猪狩久子、小崎照卓、小藤輝正、柴田千晶、田代翼 | 5名 | |
参加者数(会員) | 60名 | ||
一般・見学者数 | 0名 | ||
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメント など |
【概要】 エニアグラムは、性格を9つのタイプに分類し、それぞれのタイプの価値観や強み、弱み、コミュニケーションスタイルを探求する学問です。 本テーマは、エニアグラムを活用して自分のタイプを知ることよって、ファシリテーターとしての自身の強みや、ついとらわれてしまう事柄に気づき、理解を深め、ファシリテーションの幅を広げるきっかけをつかみます。 【対象者】 初心者から上級者まで |
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【目的】 エニアグラムのタイプのリアリティを体感して、ファシリテーションへの活用を考える 【ゴール】 ?エニアグラムにより、自己の価値観に気づき、多様性を理解する。 ?ファシリテーターとしての囚われに気づく ?ファシリテーションの幅を広げる 【プログラム内容】 「起」:エニアグラムを知り、自分のタイプを知る 10:30〜 オープニング 10:40〜 エニアグラムタイプ探索 11:00〜 アイスブレイク 「承」:自分の傾向に気づく 11:10〜 対話「自分たちのタイプの特徴」 11:30〜 発表 11;50〜 移動タイム 12:00〜 ワーク「自分たちのタイプを絵であらわす」 12:30〜 休憩 13:30〜 全体共有 「転」:タイプとファシリテーションのつながりを考える 14:50〜 「エニアタイプフィッシュボウル」の準備 15:00〜 休憩 15:10〜 「エニアタイプフィッシュボウル」 15:30〜 休憩 15:40〜 対話「タイプとファシリテーション」 「結」:明日からのファシリテーションに活かす 16:00〜 発表、共有 17:00 まとめ |
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【参加者の声】 ・エニアグラムを通して自分のファシリテーションのくせとその解決策がわかった=59%(29) ・自分のタイプがわかったことで、自己理解が進んだ=57%(28) ・エニアグラムがよく理解できた=18%(9) ・同じタイプの人たちと話をすることがよかった=51%(25) ・その他=6%(3) ・いつになく「わかるわかる感」があり、すごく救われた感じ。 ・今日の気づきをいかしていきたいと思います。 ・いろいろなタイプがあることとその特徴を知ったことで、現在関わっている人の行動の意味、価値観を理解することに役たった ・タイプにあまり左右されずにFができているかなーと思った ・フィッシュボールは前回話せなかったので、今回話せてよかったです。 ・タイプ別にすることで、みんな次第にそのタイプに適応してくることがわかる。 ・なぜかとても居心地のよいチームでした。 ・「困ったチャン」のタイプを知って対処することができると感じた。 ・テーブルが1つだったため、狭くて絵が描きにくかった。 ・アドバンスワークショップがあれば、ぜひ参加してみたい=88%(43) |
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【MF振り返り】 ■木村 1.導入が速やかにできた。 FAJメンバーは参加意識が高く、自己開示もできるのでしょう。 2.自己認知ができている。 自分のタイプの特徴、良い所がすぐに書け発表できる。 3.フィッシュで他のタイプの観察した内容をフィードバックできる。 他者の観察、フィードバックが的確にできるのですね。 4.自分のタイプの特性がどのようにファシリテーションに影響しているのか、そして、今後どうしていったら良いのかの気づきが 深かった。 まとめますと、FAJのメンバーは、参加意欲も高く、自己認知も深く、スムーズにワークショップが進められたという印象を持ちました。 そして、その人のタイプの持つ価値観がファシリテーションの場面で自然と出てその場を醸成していくことが観察されました。 フィッシュでも場面に応じてタイプの特性が生かされ、結局、このタイプが一番相応しいということは言い切れない感想を持ちました。 したがって、ファシリテーションを実際に進める上で、特性の違うメンバーと複数で実施するのも全体を観て進める上で重要かな と感じました。 また、一月に続き、二回目の実施でしたが、タイプが前回と異なり、様々なタイプのファシリテータがいることを再確認できました。 アンケートを拝見しますと、ファシリテーションのメタスキルとして自分のタイプを超えて本質につながるとことへの関心が高いこと が印象に残りました。 ■中島 ・第1回終了後に課題としていた後半部分の「忙しさ」「浅さ」を克服したプログラムに仕上がったと感じられました。 ・1日でエニアグラムを知り、またファシリテーションにおけるタイプの特徴を体感していただくという意図は、おおかた達成できたと思います。 ・どうしても人数の少ないタイプが出てしまいます。前回は「2番」が2人でしたが、今回は「6番」が2人、「3番」が3人でのワークとなりました。ワークの人数が少ないとタイプのリアリティを感じる度合いが低くなってしまうのが課題です。 (とはいえ、これ以上の人数で定例会を実施するのは難しいかもしれませんね。) ・参加者の感想や反応から、今後アドバンスとして、ファシリテーションにおける「タイプ対応」に着目した定例会もやってみたいという思いを持ちました。 ・参加者がとても楽しそうに参加していただき、またアンケートでも「またやってほしい」「アドバンスを期待!」という声をもらい、やってよかったと思いました。 ぜひこれからもこの「ファシリテーションにエニアグラムを!」の調査研究を深堀していきたいと考えます。 |
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【担当者振り返り】 ・プログラムの完成度が高く、狙いも明確であった。 ・会場の開場から受付開始までが30分しかなかったが、申込時にボランティアスタッフを募っておき、当日9名の方がお手伝いいただけたので、スムーズに準備が出来た。 ・午前中から開始で昼食をはさむワークだったが、会場が飲食禁止だったので外食となった。ワークのグループ単位で食事をとれないグループもあり、食事時間をチームビルディングに使えなかったのは残念だった。 |
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報告作成者 | 小藤 輝正 | ||
報告日 | 2014年10月9日 | ||
その他特記事項 |
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