2014年度2月支部イベント 2.『不思議な国のケーキワーク 〜多様な視点を集めて新たなアイデアを生み出す発散と収束をやってみる!〜』東京支部

       

事業内容 交流親睦:東京支部 2014年2月度支部イベント
テーマ

テーマ2『不思議な国のケーキワーク 〜多様な視点を集めて新たなアイデアを生み出す発散と収束をやってみる!〜』

開催日 2014年2月22日(土) 
会 場  国際ファッションセンター101
講師・
ファシリテーター
中野功、和田裕作、松尾貴寛、飯島邦子(以上FAJ会員) 4名
企画運営担当
 
中野功、(小川千尋)、(仲間可織)、飯島邦子、和田裕作、松尾貴寛(以上FAJ会員)
 
0名
参加者数(会員) 20名
一般・見学者数 20名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】(告知文より)
イノベーションを生み出せというけれど、アイデアってどうやったら沢山出てくるんだろう?とか。
アイデアは沢山出たのはいいけど、じゃぁこれ、いったいどうまとめていったらいいんだろう?とか。
視野狭窄や思考の枠組みにハマっていることに気づかずに、悶々と時間だけが費やされていく・・・
こんな苦労をしている人は多いのではないでしょうか?
""木を見て森を見ず""、""傍目八目""・・・という諺もありますが、人間往々にして、自分の視界に入ってくるもの以外のことに気づくのが苦手です。
「不思議の国のアリス」という童話では、アリスがケーキを食べて大きくなったり、特殊なドリンクを飲んで小さくなったりします。
その時、きっとアリスの目には全く気づかなかった世界が見えてきたことでしょう。
今まで全く気づかなかった視点が入ってきたとき、何が起こるでしょうか?
それをきっかけに視界がぱぁ〜っと広がり、もしかしたらそこにイノベーションが生まれるのかもしれません。
この分科会では、そんな「視点」「切り口」「軸」をキーワードに、斬新なアイデアを生み出すための発散や、納得できる合意形成のための収束を、ゲーム感覚で体験します。
その中で固定化された視点や思考の枠組みをいかに取り払い、質の高い話をするために何ができるか?を参加者の皆さんと一緒に考えていきます。
このワークショップが終わるころには、貴方は、話し合いの質を高めていくために必要なことに気づいていることでしょう。
それは、貴方がファシリテーターとして、さまざまな場を促進することにつなげられるヒントになること請け合いです!
ファシリテーションの初心者から経験者まで、どなたでも楽しむことが出来るワークです。
是非参加をお待ちしています。

【プログラム内容】
1.目をやわらかくしよう
2.ひとりで考えよう
3.チームで考えよう
4.ランチにしよう
5.もう一回チームで考えよう
6.みんなで考えよう
7.最後に・・・

【参加者の声】
・グループワークは苦手でしたが、発散&収束のメリットを経験してしまったので、今後の会社での打ち合わせや会議の関わり方が変わる、生き方も変わってしまいそうだと思いました。
・正直もやもやした気持ちが残っている。発散と収束をもう少し明確にした方が良かったのでは?「結果オーライ」といった感じがある。
・1人でがんばらなくていい。「のっかる」は安心感。メンバーの個性を活かすと自然に役割分担ができる。結果だけでなく、ちゃんと発散することで納得できるプロセスが生まれる。
・よく考えられている。十分に発散も出来、収束も出来た。グループワークの後、他のグループに行って更に発散できる。基本的なことを一貫したことで収束にむすびついた。
・グループワークにおける発散と収束。グループワーク時の役割分担。意見を否定しないこと。意見を出しやすい雰囲気作り。模造紙に考えたことをどんどん書き込んでいったこと。
・発散をもっとできたら良かった。「否定の不要、否定の必要」といういいふり返りを教えてもらいました。
・テーマがシンプルでプロセスを丁寧に設計されていたことが良かったと思います。参加者の学びに幅が出来たのではないかと思います。1日かけたプログラムであることが良かったと思います。
・未会員の方にとってもプログラムの構成と内容(発散・収束)がとても分かり易く体験出来た。ファシリテーションへの期待が高いことが参加者から多く伝わった。
・他の人の違う考えや新たな展開を実体験できた。
・チーム内のファシリテーションが午前ご午後で成熟していったことが体感でき、それが今日の最大の収穫だと思います。
・とても良かった。AMで目的とみんあで確認しあうことが大切とわかった。「認める」「のっかる」がコツだとアナウンスしても良かったと思います。
・運営のファシリテーションスタイルの変更(午前モヤモヤ感を与える→午後スッキリ)で気づきを与えるやり方は見事だと思いました。
・AMの進行が少し分かりにくかった。場に任せられていたということだとは思いますが。自己紹介の内容はもう少しその人となりが分かるものが良い。好きな食べものとか。東京から連想することだとそれが弱い気がします。
・セッションの意図を教えていただけ、ありがたかった。グループワーク後に他のグループの進行ややり方の話がきけたことは、その後のワークに参考になりました。
・午前中にぐだぐだ感モヤモヤ感をもたせることにより、午後のワークでのチームとしての成熟度や気付きが得られるしくみプロセスは楽しかったです。
・発散収束というテーマの外ですが、ふりかえり、カフェというプロセスでチームビルディングが促進された感がある。
・ひとりよりチーム!アイデアは無限→肯定がやる気・楽しさにつながる→アイデアにのっかって広げていくともっといいアイデアになる。終わったときメンバーがそれぞれ充実感をもてた。←ファシリテーションの力ファシリテーターの魅力を再認識しました。
・お題設定はもう少し一般的なもの、わかりやすいものだとワークに入れるように思います。目的全体像を最初に示してもらえるとワークに納得感が出るのではないでしょか。あえて言わないのであれば最後で良いので、なぜ言わなかったのかが教えて欲しいです。
・FAJにつて話し合う貴重な機会となりました。たいへん面白かったです。ゆっくりとした時間で楽しむことが出来ました。
・会員でない人もいるのでFAJに閉じた(と感じさせる)テーマでない方が良かったのでは?と思いました。
・毛筆を用意したらもっと漢字のイメージが拡がったかも。本当の目の体操をしたら面白かったと思います。
・発散→収束という全体プログラムをもう少し伝えた方が良かったと思います。楽しいワークが出来て良かったがこの自由な感覚をうまく今後に活かせると良い。発散という意味ではFAJのロゴの漢字化は少し狭い。ファシリテーションで社会を変えるには」ぐらいのテーマの方が広がると思いました。
・FAJを知らない立場だったのでお題は苦しかったです(FAJを漢字にする)。他のグループの人とも話せたこtでワークに対する気付きが理解が深まりました。プログラム構造がとても参考になりました。目のワークはもっと短くても。(その時のグループの関係づくりに当てられたら良かったかと)

【担当者振り返り】
・スキルの講義を期待していた方には、期待するものを教えてもらえなかったという感想があった。告知やワーク中のインストラクションに非会員を意識したものが大事であることに気づいた。
・告知文がわかりにくかった。

【当日終了後の振り返りメモ】
・「問い」について正解を探すわけではないことをしっかり伝えるほうがよかった。
・非会員へはFAJを知らないため、みたままのイメージで考えてもらえばよいことを伝えればよかった
・FAJの枠をはめてしまった感はあった。
・そのため午前中は多くの漢字を発散することが目的であるにも関わらず、収束してしまうチームもあった
・何のためにこれ(FAJのロゴを漢字にする)をやるのか?といった説明をすればよかった
・今までにないものを作り出すが目的。そもそもなぜ発散するのか。
・いろんな視点を集める時間にしましょう。といったインストが必要。
・一連の流れを参加者と一致するよう、ウォークスルーは必要
・ベースはあたまのちからであるが、あたまとはかなりデザインが違っている
・部屋の明るさ、広さは場作りで影響した部分があるかも
・チームの中でもっと話せるようになればよかった。
・自己紹介の時間をもっととっても良かった
・漢字の数は多くでた
・ロゴをFAJと思ってしまうと固まってしまう
・うわいさんから、他のチームと交わることである意味自チームのチームビルディングができるという話が印象的だった。

◆FAJのロゴを見て 創作漢字について
非会員やFAJについて知らない人はイメージでもいいので考えてくださいなど 言った方がよかったのではないか
◆ワーク全体 準備不足のところがあった。
◆創作漢字を多く出すのところを 何のためにやるのか 伝えるようにした方がいい 適度な意図開きも必要!!
◆1つ1つの事がつながるワークが作れたらよかった。
◆部屋の明るさと広さは大事 (窓のブラインドを上げて 景色が見れるようになり 閉塞感が薄れたこと、パーテーションを移動したことで部屋の広さを狭く感じさせることができた。
◆チームの中でアイスブレイクができるようなワークがあればよかった。
◆自分のチームを知って 他のチームを知って 自分のチームの優位性や反省点が見えて また自分のチームに帰って話をすることでチームビルディングの効果があったのではないか

報告者 飯島邦子
報告日 2014年5月26日
その他特記事項
 
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